まったくブラジル人ってやつは…


子どもたちがテレビを見ているすきに更新です。


あぁ。今日も一日、疲れたなぁ。
ポル語ばかりしゃべるのって、ほんとに疲れますなぁ。あ、もちろん子どもたちとは日本語ですが、引っ越しにまつわるもろもろの出入り業者さんたちとはポル語なもので。
あと、電話をかけたり、かかってきたりするのもポル語。


今日は、昨日来るはずのソファとテレビ台が今日の午前に変更になったのに昼を過ぎても来ないから、家具屋に催促の電話を数回。
不動産屋に、例のガラス落下問題で催促の電話。
昨日取り付けたケーブルテレビ「SKY」から、お客様満足度調査の電話。
ネットの接続の調子が悪くなったので、接続業者に電話。


それからそれから。
ちょっと時間が空いたので、アレックスの幼稚園探しの電話。電話帳を見ながら、近そうな幼稚園5〜6軒に電話し、に時間と特徴と月謝を確認した。
これだけ読むと、「わーすごい、ポル語ペラペラなのねっ」と思われるかも知れませんが。
かなり適当、だけど自分の言いたいことだけは伝えきる、というレベルです。
相手の言ってることがわかんないこともよくあります。バイア人、人によってはかーなーり早口ですから。
でもわかんない時は「O que ?(オ ケ?)」何ですか?何のことですか? と聞き返せば、改めてその内容を、より詳しく説明してくれることが多いんですわ。
その間、またわからなくなったら、オ ケ?を連発。ははは。そんな感じで乗り切っている次第。相変わらずサバイバルですが、堂々と話すワザだけは身に着いたよ。
ポル語で怒ることが増えたからね…(苦笑)


さて。結局、家具は催促の電話後、ほどなくして届いた。
それから数時間後、家具の組立人が来て、しばらく作業していった。
この街は、配達人と組立・取付作業人が完全に分業されているようで、家具、テレビ、エアコンひとつ取っても、それぞれに「配達」と「組立」の2回の出入りがある。
しかも同日じゃなかったりする。
しかも予定通りに来ることはまれ。


あ、それでも今回は、おおむね予定日は守られていたかな。
ベッドも、テレビも、電話回線も、エアコンも、ネットも、その日に一応、来た。
もちろん、時間指定なんてありえないので、毎日毎日何かしら届くもんだから、毎日毎日、一日中軟禁状態で在宅しなければならない。
これはサンパウロに来た当初もそうだったけど、ほーんと、疲れるよねぇ…。
日本の配達制度、そしてその精度の高さには本当に頭が下がります。ええ。改めて。


私ひとりで軟禁状態ならいいんだけどさ、子どもたちがね。
元気いっぱいなのに、外のプールにすら出せない。コイひとりなら行けそうでも、アレックスは絶対大人の手助けが必要。
だから結局、子どもたちも軟禁せざるを得ず…。可愛そうに…。
サンパウロに来た3年前は、コイは3歳後半だったし、アレックスはまだお腹の中だったから、それほど軟禁も辛くなかった気がする。
今回は…正直、きっついです。
ま、それもあと数日で終了のはず。お風呂の修理と、カーテンの取り付けを乗り切れば…。
(って、まだ2つもあるのか…しかもどちらも日程未定案件だよぅ〜)


なんか相変わらず苦労話で申し訳ないんですが。ほんっと、今のところ、楽しいこと全然ないので。(正直)


さてタイトルに書いた「ブラジル人ってやつは…」と思ったことをいくつか箇条書き。


・「折り返し電話します」と言って、かかってきた試しが「一度も」ない。


・組立人のお兄さんたち、飛ぶ鳥あとを濁しまくり。はがしたビニールシートから段ボールから、何から何までその場に置きっぱなし。
防護ネットのおじさんは、ネットくずをベランダや窓辺に落としまくり。足跡、手あか、あちこちに残しまくり。
自分で汚した部分は自分で片付けて帰ってよ!!!


・客に連絡すべき事項があっても、客からの電話が来ない限り、連絡してこない。っと、これは例の不動産屋ですが。


・深く考えることをせず、すぐにあきらめる。あんたたち、プロでしょ?と言いたくなったことが何度も…(こちらが指摘すると、そういえばそうだ、という感じで思い出し始める。おいおい。)


まぁ、ある程度、ブラジル人の仕事の仕方ってこんなもん、とわかってはいたけれども。
立て続けに人が入り、立て続けに置き土産を残され、つねにほうきとちりとりを持って歩かなきゃいけないってどうよ???
これが主婦の仕事、と言われればそれまでですが。
本当に疲れる国、ブラジル…。


(すいません、疲れてるとどうしても愚痴モードで…)


今日は疲れたので、夕食は中華のデリバリー。
食べ物ネタの収集だけは、疲れてもしっかりやってしまうのは、職業病でしょうか。