土足生活よ、さらば

ここに引っ越してから今日まで、実は土足で家に上がる生活だった。
ブラジルは西欧文化の国なので、土足生活は普通のことなんだけど、サンパウロの日本人家族はもちろん土足じゃなくて靴をぬいで生活していた。我が家ももちろん。


なんだけど。
ここに越して来てからの1週間ちょっと、毎日毎日、やれガス屋だの家具屋だのテレビ屋だのと、「土足が基本」のブラジル人男性たちが出入りしていた。もう、いちいち「ここで靴をぬいでスリッパに履き替えてください」なんてお願いしている暇がないくらい、次々にやって来るもんだから、土足禁止には事実上出来ない状態であった。


自分も土足生活には違和感があるけど、自分だけ靴を脱いだところで足の裏が真っ黒になるだけだもんね。(子どもたちはどうしても裸足になりたがるので、しょっちゅう、手洗いならぬ足洗いを余儀なくされた。)


ま、そんなささいなこともストレスの一因だったんですが。
やっと今日、ソファとテレビ台、それにベッドが搬入され、とりあえずしばらくはブラジル人男性が土足でやって来るというシチュエーションがなくなった。
一安心して、今日は張り切って床みがきをした。といってもワックスの用意がなかたので、水拭きして、床用洗剤をつけて磨いただけだけど。これも、サンパウロでファシネイラ(掃除婦)のやり方を見ていたから出来たこと。見よう見まねで、初めて自分で床を磨きましたよ。(いつもファシネイラまかせだったのでね。ふふふ)


そんなわけで、ストレスの要因が少しずつ消え去って行き、部屋はだんだん生活空間らしくなり、ダンナも4泊5日の出張からやっと戻って来て…私の心も少しずつ晴れて来た次第であります。


あとは、
カーテンの取り付け工事が来て。
バスルームのガラス問題が改善して。
アレックスの幼稚園が見つかって。
…これらの3つの課題がクリアされたら、少しは自分に余裕が取り戻せるであろう。しかし、いつクリアされるんだろうか。ふぅ。


あせらず、ゆっくり進んで行こうっと。
マイナーな日記が続いているので、心配してくれている方もいらっしゃるかと思います。すみません。でも、確実に快方に向かっていますので、もう安心してくださいね!
いつもありがとう。