新世研の絵本…中南米のものがたり


昨日行った日本文化祭りで見つけた、教世研という出版社が出している絵本。
日本に居たときは全然知らなかった出版社、そして絵本のタイトルも聞いたことがないものばかりだったけど、ぱらぱらっと見てみるとなかなか素敵だったのでいくつか買ってみた。

くろってかわいい

くろってかわいい

  • 作者: アナ・マリアマシャド,ロサナファリア,Ana Maria Machado,Rosana Faria,もちづきひろあき
  • 出版社/メーカー: 新世研
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本
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これは、ブラジル生まれの作家とベネズエラ在住のイラストレーターによる絵本。
黒人の女の子のように真っ黒になりたいと願う白ウサギのお話。人種問題を考えるきっかけにいいお話だと思う。どうして肌の色が違うのかが、子どもにも理解できるんじゃないかな、これを読めば。

としょかんのねこ

としょかんのねこ

こちらは、切り絵のイラストが気に入ったとダンナが選んだ一冊。
ストーリーにはさりげなく「世界へのあこがれ」が描かれていて、外国に興味のある子にはいいかも。
これのポル語版も買ったので、対訳を楽しみながら読んでみることにしようっと。
なお作者の宮川健二さんはブラジル生まれの児童文学作家だそうです。

ぼくの月わたしの月

ぼくの月わたしの月

これは絵がとても綺麗で私が一目ぼれ。作者はイランの女性だそうで、もともとは英語版。
日本語、英語、ポル語と3種類あったけど、あえてポル語で頑張ることにした。
なのでお話の内容はまだ理解できてません。あはは。
だけど絵を見てるだけでもうっとりするなぁ。

かいしゃにいこう

かいしゃにいこう

これもダンナが気に入った本。男の子がある日パパの会社に出勤し、パパの仕事ぶりを伝える内容なんだけど、このパパ、造船所に勤めているんですね。可愛い船をデザインする様子などが綴られていて、とても楽しい!
アマゾンでポル語版もありました。びっくり。

NO ESCRIT´ORIO DO PAPAI

NO ESCRIT´ORIO DO PAPAI

  • 作者: まつしまひろし,Marlene Perlingeiro,マルレネペルリンジェイロ
  • 出版社/メーカー: 新世研
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: ハードカバー
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新世研のサイトは見つからなかったので、かなり小さい出版社なのかなぁ。
中南米やアジアに特化した出版社なんでしょうかね。おもしろいなぁと思いました。

※わたし、教世研と書いてたけど、新世研でしたね。すみません。