個別授業参観


アメリカ式の学期制をしいていると思われるコイの学校は、1年4学期制らしい。
昨日、通信簿みたいなものを持ち帰って来たし、今日は「個別授業参観」があった。


個別授業参観、という表現が正しいかどうかは別として、ちょっと不思議な方法だったのだ。
生徒一人に付き約30分ずつ時間帯を区切り、1回に2人ずつ、時間を予約する。
予約した時間に親は子供を連れて登校し(今日は一般授業はナシ)、教室には生徒が二人とその親、それに先生と副担任がいる状態。
そこで、算数と語学と生活の授業の一環を、我が子だけが親に見せてくれるのだ。


やることは、算数だったらすごろくを使った足し算ゲームだったり、語学だったら英単語カードとイラストボードを使ったビンゴゲームだったり。
まだまだお勉強と言うよりゲーム感覚なんだけど、そういうのを個人的にやって、見せてくれる。
私としては、クラスの生徒全員がいつものように教室に集って、いつものように授業を受ける様子を見る、いわゆる普通の授業参観がしたいんですけど〜。
もしかしたら違う学期にはそういう機会もあるのかなぁ?
ま、今回はそんな感じで、我が子の学習進捗状況を把握したわけです。
これまでのところは、ちゃんと理解して、みんなについていっているようで安心。文字も絵も、みんなと同じレベルで書けているようで安心。
とりあえず、順調な学校生活の滑り出し、といったところでしょうか。


ポル語の授業の作品も見せてもらったんだけど、ブラジル人の6歳児は、やっぱりまだまだ単語や文が書けないものなのね〜というのを実感した。
アクセント記号とか、形容詞の性の一致とかは、ブラジル人でも最初はつまずくものなのね…ということを、1年生レベルのポル語を見て実感。
そうよね、いろんな意味で勉強になります。はい。


そういえば今週は宿題がなかったねぇ。毎週、結構ハードな宿題を持ち帰るのに、学期末は逆になくなるのかぁ。
学期末と言っても秋休みのように長い休みがあるわけではなく、5月1日のメーデー(労働者の日)の祝日を含めた4連休だけ。
週明けの5日、日本の「子どもの日」は月曜日なので、そこから新学期開始です。
これまた6月の末までという短い期間の学期なんだけどね…。
なんか、慣れるまで調子が狂うわ。