人それぞれ


世の中には、いろんな人がいるなぁ…と思う。
私は仕事柄、かつては実に様々なジャンルの方々とお会いし、普段は聞くことが出来ないような話を聞かせてもらったものだ。
学生時代も勉強よりアルバイトやサークル活動に精を出し、これまた、かなり多くの人と出会い、付き合ってきた。
そういう意味では、いろんなタイプの人を見て、知って、人にはいろんな考え方があり、自分と違う考え方の人もたくさんいるってことを、ある程度わかっていたつもり、だった。


けど、まだまだいるんですね〜、思いもよらないような言動・行動をする人が。
今まで見たことも聞いたこともないような、すんごい人が、現実に存在するんですね〜。


ブラジルに来て、これまた多くの人との出会いがありましたが(日本人・ブラジル人含めて)、ここブラジルには、私が知らなかったタイプの人がたぁぁぁーーーっくさん、いました。
想像もつかないような出来事が、結構ありました。
理解に苦しむ他人の行動・言動に、へこんだり、泣いたり、怒ったりすることも、結構ありました。
それ本気で言ってんの?マジ?信じられない…。
私が一体何をしたと言うの?どこからそういう発想が出て、どの口がそういうこと言うの?!
そういうこと言う自分もイヤな奴だなぁと思うけど、思わずにいられないことが多々あった。


結局、相手は自分とは違う人間で、だから違う考え方であって当然で、相手は相手の言い分を通しているだけなのだ。
わかりあえないことがあって当然だ。
人それぞれだもん。
言ってもわかってもらえないこと、ということが存在するのも仕方のない現実だ。
だって違う人間なんだもん。しょうがないよ。
… なーんて、素直に簡単に受け入れられることではないんですが。


結局、腹が立って、それを表現しても、何も変わらない相手には、表現することすら無駄。
憎むより、怒るより、黙ること。何も言わないこと。
何も言わないことが、相手への一番のプレッシャーなのかも知れない。無関心ほど、悲しいことはないよね。
あなたなんていてもいなくても同じ。何言ったって気にしない、勝手に言ってれば!…なんて私がもし誰かに思われたら本気で悲しい。


たとえばブログを読んでいてくれる人は、私に共感してくれているか、私を嫌っているかのどちらかだと思う。
それは両極端かも知れないけど、事実、そうだと思う。
私に無関心な人は、私のブログなんて読むわけないから。
「人それぞれ」ってことを理解したうえで、私の生き方・感じ方を読み取ってくれている人たちなんだと思う。
すべてに共感できるわけがない。ある点では共感し、ある点では批判し、ある点では称賛し…そんな感じで見てくれている人たちだと思っている。


なんだか支離滅裂になって、自分でもよくわからなくなって来ましたが。
いろんな人がいる中に、自分の行動や考えをブログという形でさらすのは怖いと思う時もある。
でもやっぱり続けてしまうのは、「人それぞれ」の1サンプルである私のやり方を記録しておきたいのと、書き手である私自身が、読者の方の共感や批判や称賛の声を聞きたいからなんだと思う。
幸いにして、今までに強い批判を受けたことはないんですが。
そして実際に強い批判を受けたとしたら、それでも続けられる強い自分であるかどうか自信はありませんが。


批判する人は人。
人それぞれ。


それぞれの関わりによって、自分が壊れてしまわないよう。病んでしまわないよう。
それだけは守りつつ、そこだけは強くありたい、と思うのであります。


最近、気になる他人の言動・行動が以前に比べてすごく多くて、自分の中で揺らぐ部分がとても多くて、どうも足もとがふらついていたのですが。
ときどき枝が風にそよいでも、雨に打たれてしおれても、最終的には折れない太い幹を持つ、強い心でありたい。
結局、そういうことなのかなぁ、自分らしく生き続けるって。
そんなことを思う、4月最後の夜…
(もう1年の三分の一が終わっちゃったよ!!!)