新しい生活

子どもの適応能力ってものは、すごいもんだ。
コイは、新しい土地の学校をすぐに気に入り、毎日毎日、家族の誰よりも早起きし、指定Tシャツと短パン(制服とも言う)に自ら着替える。
そしてベッドにいる私を起こしにくる。今日なんてそれが朝の5時半だったよ!


スクールバスは6時50分の便と7時10分の便があって、今のところまだ定まってなくて、日によってまちまち。
もちろん前日に知らせられるんだけど、単純に、朝の20分の差は大きいよね。
しかし6時前に張り切って目覚めるコイには、20分なんて関係ないのだ。


学校まではスクールバスで30分くらい。始業は7時45分らしい。
サンパウロで使っていたゴロゴロつきリュックを引き続き愛用し、課外授業(外部から呼ばれている講師による。希望者のみ申し込み、別途、月謝を払う)の空手がある日は道着(こちらではキモノと呼ぶ)を、サッカーのある日は指定サッカー着をかばんにつめていく。
このほか、課外授業の後で食べるオヤツと水筒を入れていく。
宿題を提出する日は、宿題のファイルもたっぷりと。


そう、宿題が結構大量に出るのよね。
今は、キンダーガーデンという、1年生の1歩手前のクラスにいる。
サンパウロでは、ブラジル式の学校に行っていたので、2月からブラジル式の1年生だった。が、ここの学校はアメリカ式のため、アメリカの始業の8月に1年生になるのだ。
ということで小学生から幼稚園児に逆戻りしたわけであります。
なのに、宿題の量は、サンパウロ時代より増えたなぁー。
しかも、英語、算数、ポルトガル語という具合に3種類あり、各3〜4枚の両面のプリントが入ってくる。
英語はまだわからないし、算数も問題文が英語で書かれているし、ポル語も、外国人の私たちがやるとなると結構ハードな内容よ…。


ということで、宿題につきっきりで指導しなきゃならなくなった母であります。ま、自分の勉強にもなっているからいいんだけど。


さらには、近所にくもん教室があったので、サンパウロから引き続き、週2回通うことにしました。
もちろん私のポル語くもんも継続です。
だけど完全にブラジレイラな先生なので、もう日本語には全然頼れません。コイも私も。
しかも先生、早口だし…。なまりがないので、早口だけど明瞭で聞き取れるけど、かなり集中しないとダメ。
ただ、子どもを乗せるのは上手いみたいで、コイはあの手この手でまんまと乗せられつつ、結構頑張ってます。


そしてもう一つ。新しい習い事として、ピアノを始めました。
これについてはまた詳しく書くとして、なんだかんだと忙しい6歳児の春、いや、秋です。


お弁当がないだけ幸せ〜な母であります。
おかげさまで寝ぼすけだった私も最低6時には起きなければならず、同時に、夜更かしネットタイムを午前2時まで…なんてワザが体力的にきつくなりました。
朝型になって、良かったんだけどね。
だからこそ、朝のジョギングが出来るんだけどね。


暑い街では、朝の行動が結構大切。少しでも涼しいうちにやることをやって、暑い暑い昼間は、まったりするのです〜。
(しかしネットも暑いよ。ノートパソコンって、こんなにも熱い風が横から出てくるものだっけ???→私のが故障気味とか???)