ネット開通


ブラジルにしてはなかなかやるじゃん!仕事早いじゃん!
という感じで、引っ越し6日目にして、自宅のネットが開通しました〜。
(久々のブログ更新なので、うれしくてまた超長文ですが、ご興味のある方だけお付き合いください。)


本当は、電話会社(Oi)がやっているVeloxにしようと思ったんだけれど、電話線を新規にひいた場合は、その日から最低5日後でないとネット回線は引けない、とのこと。
ま、それでも良かったんだけど、たまたまマンションの掲示板で別会社の(全然聞いたこともない地元の接続業者)情報を見つけたのだ。そのチラシによると、「このマンションにはすでに回線が来ているので、すぐにネットを始められます!」といううたい文句であった。
そういえば部屋にはネットのケーブルらしいものがあったしなぁ、いっちょ、連絡してみるか…ということで連休明けの月曜日に電話してみた。


回線速度も300k〜1MEGAまでの間で5段階ほどの選択肢があり、他者と価格もそう変わらないようだったので、その電話ですぐに申し込みをした。ちなみに価格は1メガで月々119レアル。約6800円。高いよね〜。日本ならもっと早い?光がもっとずっと安いよね。
でもネットは私の生活には欠かせないので、これくらいの投資は必要なのだ。
ブログやメールのコミュニケーション手段としてだけではなく、こちらで暮らす上での情報収集などにもネットは不可欠。
電話で早口バイーア人のヒアリングを強いられるより、画面で文字で見る方がまだポルトガル語がわかる。


月曜の申し込み時点で、翌日の午前中にテクニコ(技術者)がパソコンの設定にやって来るということだった。
しかし、さすがブラジル。時間どおりに来るはずがない。
午前中は軽く経過。
私も午後4時までは待った。でもたぶん5時までだろうから、いま催促の電話を入れないと今日のものにはならない…と思って、電話した。すると、6時までには伺いますから、と。


結局、電話してから30分ほど経ってテクニコがやって来た。持参してきた申込用紙には、「午前」ってハッキリ書いてるじゃないのー!!!
ま、来たから一安心。


で、早速、私のノートパソコンにケーブルを差して何やら操作し始めた。
これがなかなかうまくいかなくて。そりゃそうよね、なんたって画面は日本語だし。
IPアドレスの自動取得とか、MACアドレスの確認とか、いろいろ試してるけどダメっぽい。しまいには、「このマシンは日本語だからよくわからないし、僕らじゃなくて、パソコンの専門家を呼んで設定しないと無理かも」なんて言い出す始末。
っていうか、あなたがただって、パソコンの専門家でしょうよ?!これ以上、どんな人を呼べと言うのよー?!と聞いたら、「うーん、わかんないけど、パソコンと日本語がわかる専門家」とか言うし。
そんなひと、サルバドールにいるわけないでしょうが!!!もう無責任なんだからっ。


とりあえず相手も困っている様子だったので、息も絶え絶えに動いている古いマシン(あれはXPだったか。電源ケーブルなしには動かないもの)につなぎ変えて接続を試みると、今度は割とすんなり設定できたらしい。
これでやれやれ、と帰り支度を始めそうな雰囲気になってきたテクニコたち。


おーい、それじゃ困るんだよぅ。
でもこっちの新しいVISTAマシンが接続できないと意味ないの!
ほかのホテルではこのパソコンを使って同じように接続成功してるし、パソコンのせいというなら、回線業者を変えますよ。これで設定できないなら、もう、あなたのところは使いませんよ!と、強く出て見た。


そしたらもう一度悪戦苦闘してくれ、最後には接続に成功した。
よくわからないけれど、やはり、IPアドレスの自動取得のあたりでこのマシンは時々困った動きをしてしまうらしい。
まぁ、とりあえずつながるようになったので良しとするか。あとは、無線LAN環境をうまく構築できるといいんだけど。(そっちも彼らはわかりません状態であった。サンパウロテクニコと相談しろ、と言いだしたよ、全くもう。)


そんなわけで、またブログのほうも再開していこうと思います。
最近は、引っ越しにまつわる苦労話・愚痴話?が多く、読者の方の中には不快に(不愉快に?)感じていらっしゃる方もいらっしゃるかと思います。
そういう方は、どうぞ、お読みにならずにお立ち去りいただければ幸いです。
人の苦労話は、読んで楽しいものではないでしょうしね。わざわざ時間を割いてまで、ご覧いただく必要は全くないわけで。


ここは私の生活の記録の場、日本の大切な家族や友人への近況報告の場ですので、苦労話であろうが愚痴話であろうが、私は書き続けます。
サンパウロとは違う生活が、苦労が、ここサルバドールにはあるという事実を記録にとどめておきたいし。
ここを読むことで、サンパウロの皆さんは「あぁなんてサンパウロは便利なんだろう!」と実感していただけることでしょう。
そして、サルバドールよりもっと田舎?にお住まいの方には、「なーに言ってんのよ、そんなの甘いわよ!」と思われることもあるでしょう。


今後は、そんな地域間の違いなども、コメントで報告していただけるとありがたいなぁ、なんて思います。
広い広いブラジル、私が知っているのはサンパウロのほんの一部の生活と、サルバドールでのほんのほんの一部の出来事だけですからね。


さーて。次回はどの苦労話から書きましょうか。
ネタは尽きませんよ(笑)
やっぱりあの話かなぁ、ガラス落下で死ぬかと思った話。次回のお楽しみってことで。
(ぜんっぜん、楽しくない話なんですが。)