ガラス落下事件…3 専門家の調査によると

不動産屋ルーシーと初回のやりとりがあった翌日(3月20日)、たまたまうちに見積もりに来た「あみ業者」(窓からの転落防止用ネットを取り付ける専門業者)が、バスルームのガラス(BOXと言う)も施工する業者であった。室内装飾一般、といったところか。
彼に、事件現場を見てもらい、何がどうなったのか調べてもらった。


ガラスの落ち方、取っ手のはずれ方、引き戸のレールの状態などを目視した彼は、「こういうガラス戸はねぇ、定期メンテナンスが必要なんですよ。ここはずいぶんメンテナンスをさぼっているね。上のレールがもう古すぎて、滑りが悪すぎた。滑車が、少しの力で簡単にはずれ、滑車がガラスを割った格好だ。」と分析した。


レール!滑車!定期メンテナンス!!!
これらの言葉を聞いた時、「もらった!」と思った。
確かに契約書には、「ガラス」は良好と書いてあった。けど、どこにも、レールの状態が良好とか、メンテナンス済み、なんて文言はなかったよ。
確かにガラスはきれいだったよ。ひびもないし、よく磨かれていたし。けれど問題はガラス本体じゃなかったんだよ。


あみ業者の彼いわく、「水道管回りの不具合は、入居後も家主の負担になることが多いけど、それ以外の備品については借主負担ということが多いんだよね〜。でもこのケースは、メンテナンスを怠ったまま貸した方も悪いと思うし…」。


そうだよ。
よくもまぁ、メンテナンスもしてない恐ろしい状態で人様に部屋を貸すわよね!全く!


そういえばついでに、ベランダの大きな窓もかなり重くなってるんだった…そっちも見てもらったら…
「これはかなりの確率で、近い将来壊れるに違いない。壊れる前に、メンテナンスが不可欠だ」と、なんとも恐ろしいことを言い出した。
ここは、やはり引き戸なんだけど、ありえないくらい重い。ひっかかりも強い。半面はなんとか気をつければ開閉できるけど、別の半面はホントに危ない。数センチすら、かなり力をかけなきゃ無理。ガシガシ音を立ててる。


「これは割れたらまともに室内に落ちてくるからね、しかも鋭利な破片となって。壊れる前に修理が絶対必要」と言い切る彼。
そーですかそーですか、そこまで専門家がおっしゃってくださるなら、私も家主&不動産相手に頑張れそうですよ、ええ。
彼は私の味方だ。というか、これだけいろいろな修理をやれば、結構な入りになるだろうしね。仕事的に。


不動産屋に説明するために、見積もりを作るから…と言って、説得のキーワードなども含めて助けてくれた。よし、これをネタに、明日またルーシーに電話しよう。
おっと、明日からはパスコア連休だ…仕方ない、連休明け月曜日が勝負だ。