中3日で荷物が届く


サンパウロを出発したトラックは丸3日ブラジルの大地を走り、月曜に新居に到着した。
荷降ろし作業は、午後1時から開始され、作業員5人でえっさえっさと運び、4時頃には終わった。
段ボールの数は178個?!
ええと、確か日本から来たときは130個くらいだったけど?
…それだけ、こちらの荷詰め作業は、詰め方が甘くてかさばる方式だということですよ、ええ。ふんだんに段ボールを使うってこと。
だって荷物はかなり友達にもらってもらうなどして減らしてきたもの。来たときより増えているはずがない。


ま、それは置いといて。
荷降ろしの後は、お任せパックなんだから、荷物を開封する作業まで当然やってくれるものだと思っていた。
が、どうやらそういうサービスではなかったらしい。運ぶことしかやらないよ、と来た。
そうなのー?
話に聞いていた「ブラジルのおまかせパックは、ほとんど全部やってくれるからラクチンよ〜」という噂は、何だったのだー?
確かにブラジル人のお金持ちの奥様は、引っ越し作業などに一切手を貸さなそうだよねぇ。だからすべて業者がやる、というのも納得のいく話だったんだけど。
どうやらうちが利用した業者は、お金持ちの奥様仕様の業者ではなかったらしい。とほほ。(そりゃそうか。)


ということで、段ボールの山に囲まれ、家電製品もまだ到着しておらず、まだまだ住める状態ではない我が家。
明日から、コイの学校の面接などの予定もこなしつつ、荷物整理を着々と進めなければならないな。
それはいいんだけどさ、ピチピチの男児2人を抱えながらの引っ越しは本気で大変。一か所で遊べと言っても守るわけなし。
荷物を持つ作業員の周りをうろうろするし、危ないったらありゃしない。でも親二人は作業員の指示のために子どもに構ってもいられない。
悪いけど、ごめん、って感じ。


荷ほどき作業中も家にいて欲しくないんだよなぁ、本当は。
早く幼稚園を見つけなければ、どうしようもない。
ここがサンパウロだったら。ちょっとだけ友達の家に預かってもらったり、ってことも出来るのに。
ババさんの手を借りることも出来るのに。
時間預かりをしてくれるM幼稚園もあるのに。
そのあたりが全然ないサルバドール。ふぅ、やっぱりサンパウロがいかに住みやすく便利な街か思い知らされてます。はい。