ヴィラマリアの全容(?!)公開


実はネット上のどこかで見つけた情報なのですが、
我がヴィラマリアのパレード構成が次のようになっているそうです。
こういう情報は、その他大勢で踊っている我々には全然伝わってこないですし、当日は自分の位置に着いたらもう前後に移動して山車の見学などは出来ないんですよね。
去年も、ゴール地点に戻って来る山車を見て、「へ〜、こういう内容のパレードだったのね!」と初めて知った次第。


ということで、ヴィラマリアに出る皆さんも、見学する皆さんも、実に興味深い内容ですよ、今回の日本テーマパレード。
ざっとこんな流れだそうです。


山車1号:笠戸丸、黄金郷を求めて

 ・第1列−第一人者(ブラジル訪問者:若宮丸)
 ・第2列−外交(友好・貿易・船舶航行協定)
 ・第3列−移民の幕開け 根本正と移民の父・水野竜(日本移民歓迎とブラジル国への感謝)
 ・第4列−移民 コーヒー農園の労働者
 ・第5列−約束の土地(植民地と土地所有者)
 ・第6列−綿 ブラジルの綿栽培のパイオニア
 ・第7列−黄金の日本人 金の発掘に携わった数少ない日本人移民者
 ・第8列−黒い太陽(第二次世界大戦の影響で日本人は厳しい規制の時代を迎える)

  
山車2号:日はまた昇る(ブラジル・日本の国交正常化で平和が戻る。移民50周年を迎える)

  ・第9列−ご来訪 明仁天皇と美智子皇太子妃
  ・第10列−民族の歴史 日本移民博物館開館
  ・第11列−政治 ヤスダ・ファビオ 初めての日系大臣(農相)
  ・第12列−ジャーナリズム オナガ・ヒデオ
  ・第13列−造形美術 マベ・マナブ、オオタケ・トミエ
  ・第14列−文学 ヤマシロ・ジョゼ(日本と移民をテーマにした作品が多数)


山車3号:出稼ぎ現象(絶たれた夢)

 ・第16列−ブラジルの地を踏む高貴なお姿:1997年天皇陛下ご来訪
 ・第17列−リベルダーヂ地区(日本はここにあり)
 ・第18列−チエテ河(チエテ河の再生に参加した日本)
 ・第19列−料理:日々の生活にある日本料理
 ・第20列−年配者への敬意(最も貴重な財産はそのルーツ)
 ・第21列−宗教
 ・第22列−教育(教育は神聖)
 ・第23列−生活様式(祖先の言葉と習慣)
 ・第24列−平和の使者(広島と長崎の悲しい経験の後、日本人は平和の使者となる)

  
山車4号:和製テクノロジー(ロボット、自動車、二輪車、電化製品など)

 ・第25列−幼文化(アニメ、漫画、ビデオゲーム
 ・第26列−おりがみ
 ・第27列−マーシャルアーツ
 ・第28列−スポーツ
 ・第29列−農業
 ・第30列−舞踊、演劇、音楽
 ・第31列−千年文化



以上ですが、おそらく私たちの「茶の湯」は、最後の山車4号の後ろの方に来ると思われます。
前半はかなり日系の歴史を研究し、忠実に表現しようとしていますよね。
っていうか、移民の父とか、天皇とか、「ひと」にちなんだ内容が多いですが…それってどういう衣装で、どういう表現をするわけ???
かーなーり、興味津津ですな。
テクノロジー関係も、まさかパソコンやデジカメを頭につけて踊る人がいるんでしょうか?!


というわけで、かなり楽しめそうなヴィラマリアです。
私たち日本人としては、あらゆる場面で苦笑しちゃいそうな気がしますがね(笑)