「おつまみ」本、最高!


最近、私のもとにはなかなか料理の神様が降りてくれなくて、ほら、このブログの料理カテゴリも2007年は4件しか書いてない(汗)
こういうのは波があるんだよね、本当に。熱しやすく冷めやすいのはB型だっけ?!


そんな状態の手抜き主婦のもとに現れた救世主がこちら。先日もちらっとご紹介したこの「おつまみ」本であります。


おつまみ―お酒に合う料理478品

おつまみ―お酒に合う料理478品


クリスマスちょっと前に日本のbk1から届きましてね。そりゃもう、ただただ眺めているだけでうっとりするくらい素敵な本なんですが(なんせ、超人気有名居酒屋:和洋問わず、の人気メニューが美しい写真で紹介&なんとレシピまで公開!されているのよぅ)…
ダンナの関係のお客様が我が家にいらっしゃるということで、久々にいろいろ作ってみようか!という気になったもんですからね。
ならば今回は迷わずこの本から1品行きましょう!ということに。
チキンスープご飯セット(行正さんの)とサラダはもう決めていたので、何かオーブン系を…と探していたら、ちょうど大好きな味泉の「海の幸のグラタン」があったので、それに挑戦。
ホタテはないので、魚介類としてはエビと白身魚だけだったんだけど、アンチョビが効いてるのか、かなり海っぽい味わいに仕上がりました。なんか、不思議と本格「海の幸」風になったのよ!
って、確かこれを味泉で食べたことはないので、ホンモノの美味さを知らずして満足してる私ですが。
次の味泉では迷わずこれ、行きます〜。


その数日後にも、この本から2品ほどチョイスしてビールのつまみにしてみた。


・アボカドの豚肉包み揚げ(青)
・浸しナスの豚巻き揚げ(炭豚豚)


ま、豚肉で何かを巻いて揚げる、という共通点をもとに選んでみたんですが、これが2品とも全く違う味わいで、それぞれに個性的!
密かに、アボガドとナスはダンナの好物なので、かーなーり喜ばれましたねぇ。
アボガドのほうは、本来は青じそが入るんだけど、手元になかったのでイタリアンパセリで代用。でも全然違和感のない美味しさでしたよ。
ナスのほうは、浸しナスと言うだけあって、素揚げしたナスをつけだれにしばらく浸したうえで豚を巻いて挙げるのね。まぁ手間がかかるっちゃかかるんだけど、そんな手間を惜しむことさえ全く苦にならないくらい美味かった。
これなら何倍もビール&ご飯がすすみます。我が家の危険メニュー入り、決定。
(ちなみに危険メニューナンバーワンは、麻婆豆腐です、うちの場合…。しかし最近作ってないな…)


このほか、以前、味泉のチキン南蛮も作って大成功の味付けだったし、要するにさすが有名人気店の味なんですね。素人が真似しても、これだけ美味しく出来るってのはすごい。
中には、たとえばドレッシングの配合量(大さじ何杯とか)を詳細に明かしていないレシピも多いんだけど、それはそれで想像をふくらませながら試行錯誤して店の味に近づけてもいいんだろうし。
とにかく料理の掲載数がものすごいし、何より写真がおいしそうすぎ…。なので、料理をそれほどしない人でも、居酒屋で飲むのが大好きな人ならかなり楽しめることでしょう。
飲むのも食べるのも作るのも好きな人には、もう、たまりません〜〜〜。
おつまみ、という名前だけれども、軽いつまみ系からしっかり煮込みやグリルものなど、それにシメのご飯・麺類にデザートまで網羅されてますから、ここからフルコースだって行けちゃうでしょう。


っていうか、この本の取材にあたった方々、うらやましすぎです。
35の店をはしごして、うますぎるおつまみを食べてきたんでしょうから…。しかも、うますぎる中からどれを掲載しようか、なんて贅沢な選択を繰り返したりして…。
あぁ。一度でいいからそういうおいしい仕事をしてみたいです。
(実際は食べ物系の取材はとても大変なんでしょうけどね。)


このところ、写真を撮り忘れる、というか、「いつでもとにかくカメラ!」のブロガー魂がやや薄れてまして…肝心の料理写真がアップできなくてごめんなさい。見るほどの出来栄えじゃないし、見栄えより味!の我が家なもので…(言い訳)