ひもが好き


少し前から、ひもを結ぶことに興味を示していたコイ。何がきっかけだったかなぁ?
確か、サッカーシューズのひもを一人で結べるようになりたかったんだ。
コイが持っていた紐靴は、サッカー教室のときにはく靴だけ。結び方を教えてくれ教えてくれと、しつこいくらいに聞いてきた。
でも、他人にひもの結び方と箸の持ち方を教えるのは、かなり難しいことだよねぇ。
何度も一緒に結ぶも、なかなか一人では出来なかった。


それがしばらく続いたんだけど、密かに一人で練習を重ねていたのか?いつの間にか、今月に入ったあたりから、一人で靴紐が結べるようになっていた。
自分のサッカーシューズでは飽き足らず、ダンナの仕事用の紐靴や私のスニーカーの紐をほどいては結び、それもきつい結び方なものだから、朝急いで靴をはこうとしたダンナに「誰だ!勝手に紐をきつくしたやつは!」と怒られる始末…
見るに見かねて、先日、紐のスニーカーを1足、買い与えてみた。
そしたらまぁ。喜ぶわ喜ぶわ。張り切って自分で結び、「みてみて!」と叫ぶ。
けっこう普通に結べている。なかなかやるなぁ。
そのうち、アレックスのエプロンの紐を結んでやったりもしている。結びがコイのマイブームなのである。


ひもと言えば。
どうやら幼稚園で流行っているらしく、あやとりもマイブームである。これは去年の暮れあたりからずっと続いている。
煮豚を作るために買っておいたタコ糸をあやとりの糸にしている。
でも私、あやとりなんてすっかり忘れているよ…。二人あやとりがかろうじて出来る程度。うう、ここでカッコイイところを見せたいんだけどな〜。


最近では、びっくりほうきや指ぬきもマスターし、「マジカ(魔法)だよ!」と言って人にやってみせては喜んでいる。
いつも糸を持ち歩き、いつでもどこでもやっている。
あやとりは日本固有の遊びかと思ってたら、意外にもブラジレイロも結構知っていたりして驚く。
先日、床屋に髪を切りに行ったときも、しばらくおじさんたちとあやとりで盛り上がっていた。
ブラジル人の少年達も、おそらく初めて見たのだろう、目をまんまるくしてコイのびっくりほうきを見つめている。
そして教えてくれとせがむ。


今どき、あやとりで遊ぶ子なんているのねぇ。
しかしあやとりはとても優秀。かさばらないのに、かなり楽しめるし、時間もかせげる(笑)
お出かけには欠かせないお遊びグッズであります。
こういう古典的な遊びって、シンプルだけど奥が深くて、時代も国をも超えて子供達を魅了するものなのね。