文字への目覚め


このところ、コイの文字に対する意欲がめざましい。何がきっかけだか、私にはさっぱりわからないけれど…
5月の中旬ごろ、突然、「くもんのにほんごをやりたい!」と言い出したのだ。
これまでは算数のみをくもんでやっていた。(まだ算数とも言えない、数に慣れる段階の勉強内容だが)
そこに国語もプラスしようというわけだ。うーん、宿題だって倍になるんだし、大丈夫?ちゃんと毎日、算数と国語、両方やる?!
と、一応、本人に確認。すると、「やる!」と張り切っている。
それならば…とやらせてみることにした。


ブラジルくもんには、日本人向けの「国語」と、外国人向けの「日本語」の2タイプある。
コイがやるのはもちろん、「国語」である。たぶん、日本で日本の子供達がやっているのと同じ教材だと思う。
最初はひらがなのなぞり書きとか、動物や魚や食べ物の名前を読んで書いて覚えたりという内容。
そのうち少しずつ短い文章(ひらがなのみ)が出てきて、音読するようになっている。


子どもというのは本当に覚えが早くてびっくりする。
最初の1週間は、読み方も1文字ずつ切って、かろうじて読んでいるという状態だったのが、
次の週は文節程度をまとめて読めるようになり、
そのまた次の週は、2行くらい、それなりに文章らしく続けて読めるようになっていた。


くもんの教材を始めたと同時に、本を自分で読むということにも興味を持ち始めたようで。
と言っても「小学一年生」などの付録についてくる「ドラえもん」の小冊子だったりするんだけど。(普通の絵本や物語じゃないというところがポイント?!)
そこに出てくるドラえもんのび太のセリフを、たどたどしくも、一生懸命声に出して読んでいる。
その様子が何ともけなげで可愛い。(親ばか)


そして、読むだけではなく、そこに登場する漢字にも興味を持ったようで。
見よう見まねで紙に漢字を書いている…。
そのうち、パソコン画面や日本語新聞からも漢字を抜粋して書き出した。かなり意味不明だけど、こんな具合に。
(写真を後ほどアップします)


ちなみに、最初に書いた文字は、「太」である。まぎれもない、のび太の太、である…。


一方で、幼稚園では、ポル語のアルファベットの書き方もすでに学んでいる。
これがまた結構笑えるんだけどさ…。次回、ポル語のカテゴリーで詳しく書くことにしようっと。