ついに矯正開始

いよいよ今日から、私の歯にもアパレーリョが入った。
いわゆる、歯の矯正装具? 日本語では何ていうんだっけ。


前回取った歯型が、歯茎と歯の色がきれいに付けられて、まさに私の歯と同じになって目の前に現れた。
改めてみると…私の歯って、ものすごいガタガタだねぇ。びっくり。
先生は、その歯型模型と、レントゲン写真をじっくり見比べつつ、実際の私の歯ものぞきこみつつ、
どのように矯正を進めていくか決めているようだった。


奥歯の、昔かぶせた歯のあたりに虫歯があるという。
でもこれは矯正を進める段階で、歯が動いてきてから治療したほうが、無駄にたくさん削らなくてすむらしい。
歯はむやみに削らないほうがいいですからね、と先生。できるだけ歯も抜かず、削らず、矯正を進めるというのがポリシーらしい。


今日からアパレーリョつけていいですか、心の準備はできてますか?と聞かれ、
え、今日特にしてはいけないことなどはありますか?と逆に聞き返す私。
特にないですけど、3日間くらいは少し痛みますよ…とのこと。
痛みくらい別に大丈夫です、早く治療も始めたいし。ということで、早速、装具を入れてもらった。


どうやってるのかよくわかんなかったけど、結構あっという間に、下の歯に装具が入った。
どこをどう引っ張ってるのか、押してるのか、全然わからないけど、いくつかの歯を除いて下の前歯から奥歯にかけて計8本に金属が置かれた。
それらを金属のワイヤーで結んでいる。どうして取れないのか不思議〜。ゴムでくっつけているらしいけど。


金属にするか、もっと目立たない素材(プラスチック?)にするか選択の余地があったけど、
先生いわく、金属の方が早く歯が動くし、とれにくいんだそうだ。
それに、プラスチックは色がつきやすいんだって。特に日本人はカレーを食べるから、着色が気になるよ、と言っていた。
はい。カレーが食べられないなら矯正なんてしません!と宣言したいくらい、私はカレー好きです。
見た目なんてなんのその、迷わず金属を選びましたわよ。


付けたときは思ったより違和感がなかった。口の中が傷ついて口内炎を起こす…という話も聞いてたけど、私はなんとか大丈夫そうだ。
だけどその直後に友達とランチしたんだけど、いやぁ、食べ物が挟まる挟まる。構造上、挟まらないほうがおかしいよなぁ、これじゃ。
ワイヤーと歯の隙間に、タマネギのみじん切りとか米粒とかが詰まる詰まる。
食べている途中も、それが気になって仕方ない。うーん、これは辛いなぁ。
外食時にも、常に歯ブラシを携帯しなければならなさそうだ。
そのうち慣れるかなぁ。


夜になって少し前歯の生え際が痛くなってきた。普通にしていると特に痛みは感じないけど、ちょっとモノを噛もうとすると痛いんだなぁ、これが。
固いものがしばらく食べられない、という意味がよくわかったよ。
私は今のところ下の歯だけに装置がついているから、とりあえず上の歯と奥歯でモノをかめばいいけど、同時に上下装具…だとかなり痛いかも。
そのうち上下になるんだろうけど。そのうち下の歯の痛みは減るのかな。


次は10日後だ。


(自分的には、矯正前・矯正後の写真を載せておきたいけど、さすがにそれは恥ずかしい&見るに耐えないので自粛しまーす)