実は難しいのね…ポル語の微妙な発音の違い

日系人大学生Aくんとの勉強を通して、強く強く実感すること、それはポル語の発音が実はすごく難しいってこと。
基本的にはローマ字読みで通じるので、たとえばlaranjaはラランジャとカタカナ発音すれば「オレンジ」だって通じる。
だけど厳密には、laとraは違う音であって、英語でもずいぶん苦労させられているアールとエルの発音がポル語においても微妙に違うのだ。


このことは、普段、外国人としてへたっぴなポル語を話している分には全く気にならないんだけどね、Aくんが話すポル語をノートに書き取ろうとするときに苦労するんですよ。


例えば、パレッシ、と聞こえたときに、palece と書くのか parece と書くのかわからない。
アールとエルの発音、聞き取るときにも難しいけど、口に出すのも難しいんだよなぁ。
だから、実は、スッコ ジ ラランジャ(オレンジジュース)ってきちんと発音するのは至難の業なんだよなぁ。(くやしいことに、コイはそのあたりがとっても上手だ。さすが子どもは耳がいいよね)

アールとエルのほかに、BとVの違いも難しい。Sとçの違いも難しい。
ruim(フーイン:悪い)と fumaça(フマッサ:煙)は両方ともフで始まるけど、その「フ」の音が違う…
と、まぁ、挙げれば結構微妙に難しいじゃん、ポル語の発音って。
ローマ字読みでOKというけれど、きちんとしたポル語を話せるようになるためには、ちゃんと使い分けるようにならないとね。