私のテキスト

先日、かずえさんから私の勉強法についてご質問がありましたが、
実はたいした勉強法といえるものはなくて…。
テキストと辞書は日本でかなり買い込み、その中で自分が気に入ったものを
重点的に読んでいる。テキストにもいろいろとクセがあるからね、好みが
分かれるところ。
私のお気に入りは、これ。割と詳しく解説がついていて、情報量も豊富なところが
好き。

ブラジルのポルトガル語入門

ブラジルのポルトガル語入門

ちなみにダンナは、これ。

NHKブラジル・ポルトガル語入門 (CDブック)

NHKブラジル・ポルトガル語入門 (CDブック)

そしてコイは、これ。ほとんど絵本感覚で、かわいいから、私も好き。

旅の指さし会話帳23 ブラジル(ブラジル〈ポルトガル〉語) (旅の指さし会話帳シリーズ)

旅の指さし会話帳23 ブラジル(ブラジル〈ポルトガル〉語) (旅の指さし会話帳シリーズ)

これらの本を、そのとき知りたい項目に応じて開いているという感じ…。
赴任が決まってすぐに買ったテキスト類なのに、日本にいたときはほとんど
やらなかったんだよなぁ。一応全体的に目を通してはいたけれど、どうも
ピンと来なくて。全然知らない言語を、本だけで独学するのは非常に難しいと感じた。
こっちに来てから改めて目を通すと、実際に耳にする表現とか単語がどんどん出てきて
「はぁ〜なるほど〜」と、非常にスムーズに理解できるのだ。
少しでも目で耳でポル語をかじった後にテキストに入ると、逆に効果的な気がする。
最近は、このテキストを最初からきちんと読んで、練習問題もやって、
体系的に勉強するようにしている。まだ始めたばかりだけれど。


テキスト以外では、実践で覚えていく部分が多いかな。まぁ生活しているから
当然なんだけれども。
まず幼稚園やら産院やら、マンションやら、自分と関わるところから出される
各種文書を解読するために、辞書をひく。
ポルテイロや家具の配達人、ファシネイラなど、ブラジレイロと話をする中で
出てくるナゾの単語を、辞書で調べる。
なかなか1度では覚えないのが現実で、何度も同じ言葉をひいていると、
あ〜またこれだったか… とうんざりするのよね。
テレビや雑誌を見ていて、自分の興味のある分野(料理と旅)で気になる言葉があると、
また、辞書をひく。そして重要そうな言葉はノートに書いておく。
この繰り返しかなぁ。


あとは、ダンナが職場で仕入れてくる言葉を、私もおすそわけしてもらうケースが
実は結構多い。
ダンナの職場はブラジレイロばかり。しかも20代の若者が多いようで、
イマドキの口語表現をふんだんに使っているようだ。まさに生のポル語!
ふだんの会話での相づちとか。
イッソ!(まさに!)メズモ!(その通り!) などなど…。
バスタンチ(たくさん)、アカボウ(終わった)などなど…。
こーんな簡単な言葉すら、来たばかりのときは全然わからなかったし、
出会いの少ない主婦の私にとっては、出会う機会のない言葉だったのだ。


語彙は少ないけど、コイが幼稚園で仕入れてくる言葉のおすそわけもある。
ケ マイス?(もっと欲しい?→おかわりは?)
ショラール(泣く)
ブリンカ(遊ぶ)
ココー(う○ち)などなど…


こんなふうに少しずつ語彙を増やしながら、覚えた言葉はすぐ使うことが大事かな、
と思う。
だから、ろくに会話は出来ないくせに、お店やレストランでチャンスをうかがっては
「イッソ!」「メズモ!」などと張り切って使っている私です。
相づちだけは一人前。ははは…。