夏のバーゲン!


サンパウロでは、1月がバーゲンシーズンらしい。
詳しい時期設定はわからないけれど、ダンナの職場のブラジレイロたちが
そう話していたと言うのと、我が家にセール情報らしきハガキが舞い込んだので
そろそろバーゲンなのかな…と思って、かなり久々にショッピングセンターへ行った。


今回行ったのは、市内でもっとも高級なショッピングセンターのひとつ、
イグアテミー。ここには、ヴィトンやらグッチやら、他のショッピングにはない
ヨーロッパの高級ブランドがたくさん入っている。だから、客層も、見るからに
お金持ちそうな白人のオバサマが多いよ…。


さて、それらの高級ブランド店を含む多くの店は、「Liquidacao」(リキダサオン)の
表示を出していた。これが、決算とかバーゲンの意味。
全然バーゲンというイメージのない言葉だから、最初は何のことだかわからなかったよ。
我が家にハガキが舞い込んだとき、辞書で調べて初めて知った単語だった。
ともあれ、こういう単語は絶対忘れないものだ。女の人というのは…。


しかしバーゲンとは言え、日本のデパートのバーゲンのような賑やかさも混雑もない。
確かに店に入ってみると、商品には10%〜70%引きのタグがついていて、
かなりお得っぽい。だけど、日本みたいに、我こそは!と張り切って商品を選んでいる
ような様子はないのだ。お客さん自体も少ないし。
(ナタウ前のほうがよっぽど混んでいた。特に安売りではないのにね)
それは、ここが超高級ショッピングセンターだからかな?
もっと庶民的なところでは、商品争奪戦が繰り広げられるのだろうか??
私が入ってみた店では、唯一、ZARAが結構混んでいたかな。
ここは、品揃えといい雰囲気といい価格といい、GAPそっくりだなぁ。
サンパウロではまだGAPを発見できていないから、私には貴重な店だわ。


子ども二人をダンナに見ていてもらい、私はかなり久々に単身でお買い物を楽しんだ。
試着室にも入り、ショート丈のジーンズなどを試してみたんだが…
さすがブラジル。あまりに股上が浅すぎて、おなかがデデーンと出てしまうよ。
こんな不安定なジーンズは私には無理だ…(涙)
こちらにいるうちに、いつかははけるようになりたいとは思うけれど、
産後のこのボディではあまりにも情けなさすぎ…。


そんなわけで、ZARAと、ブラジルブランドのBOB STOREというところで
カットソーとTシャツを数枚と、サンダルを購入。
自分の服を買うのはかなり久しぶりだ。しかもマタニティ以外の服なんて!
ちなみにブラジル製の服を買うのも初めて… 品質についていろいろと問題は
あるみたいだけど、今回買った服はどうだろうか?!今後が楽しみ。(不安?)


日本にいたときは、ものすごい頻度で買い物に出かけていた私だけど、
ブラジルに来てからは、妊婦だったせいもあるけれど、食品以外の買い物には
ほとんど行っていなかった。必要なものは日本から持ってきていたしね、
欲しいものは特になかったから。
だけど久々にバーゲンを体験すると… やっぱり買い物は楽しいなぁと実感する。
買い物も十分、ストレス解消になるものだなぁと実感する。
やっぱりオンナだねぇ。