初めてのお客様はブラジレイロ


そうなんです、我が家への初めてのお客様は、ブロードバンドの設定に来てくれた彼。
ダンナの会社のブラジル人男性であります。
今日は金曜の夜、彼が我が家に着いたのは終業後の6時ごろ。というわけで、
必然的に晩ご飯をごちそうするということに…。
生粋のブラジル人、しかも25歳の男性ですよ。日本食はほとんど食べないと言う。
いったい、何をお出しすれば良いのかしら???
日本食が口に合わなかったら…可愛そうだよなぁ。つらいディナータイムになるよなぁ。
だけどせっかく日本人の家に来るんだし、どうせだったら日本食を試してもらいたいし。


少し考えて、メインは肉じゃがにすることに。牛肉で作れば抵抗感少ないだろうし。
あとは副菜としてカリフラワーとひよこ豆のカレー風味、というものを。
こういうのならブラジル人も食べそうだし。
それからシンプルなサラダと、いわしのオーブン焼きも作ることにした。
肉じゃがにはやっぱり白いご飯、だけど日本風のご飯が苦手だったら可愛そうだから
フランスパンも用意した。


PCの設定が終わり、ダンナも帰宅して、8時ごろからディナータイム。
まず彼は、皿の数が多いことに驚いてくれた。
ブラジルでは、一つの大皿にいろいろと乗せるんだよ〜と言って。
いや、一応今夜も大皿からめいめいに取り分けてもらうスタイルなんだけどね、
取り皿は小さいのをいくつか並べたから珍しかったのかしら。
そして気になる料理への反応は… 思ったより喜んで食べてくれたのです!
特に、カレー風味が気に入ったみたいで、何度もおかわりしていた。
実はこの味付け、ちょっとクセがあってイマイチかなぁ?と思っていただけに
うれしかったわ。(ということは、やっぱり少し味覚が日本人と違うってこと?)


肉じゃがも喜んで食べてくれて、余った汁を白いご飯にかけて食べていた…。
醤油味も嫌いじゃないんだね。安心、安心。
結局、よそった料理をすべてきれいに平らげてくれました。
もしかしたら少し無理していたのかも知れないけど?
いやそんなふうには見えなかったよね?
…と、自分の都合のいいようにとらえる私はやっぱりB型…。


ともあれ、私とダンナのサバイバルポル語と、彼の頼もしき理解力のおかげで、
会話も弾み(いや、弾むは言い過ぎかな)、
急ごしらえではあったけど、楽しいディナータイムを満喫することができました。
外で食べるご飯も好きだけど、こうやって、家でリラックスしながら
時間も人目も気にせずに過ごすディナーはやっぱり最高だね。
そして、自分が作った料理を家族以外の人が目の前でおいしいおいしいと食べてくれる
姿を見ること。これは何にも代えがたいうれしさがありますなぁ。
ぜひまた、こういう機会を作りたいものです。