初めてのババさん


ババさんとは、ベビーシッターさんのこと。
オペラ座の怪人を夫婦で観劇しに行った日、初めて我が家にババさんがやってきた。
いえ、正確には、事前に一度打ち合わせに来て頂いているので2度目なんだけど。


当初、息子は、「ベビーシッターさんなんて、ヤダー!」と言ってたんだけど、
ババさんとは、一緒に遊んでくれる仲良しな存在、ということがわかったみたいで、
そりゃもう、大喜びでお迎え!


3時から9時までお願いしたんだけれど、その間、用意しておいた夕食を食べさせてくれ、
お風呂にも入れてくれ、それ以外の時間はびっしり息子と遊んでいてくれたみたい。
少し心配しながら帰宅したけれども、まーったく問題なし。
キャアキャアとはしゃいでおりました…。


今回お願いしたババさんは、この道20年というベテラン。
比較的近くにお住まいなので、身体が空いている限り、
いつでも電話くれれば飛んでいくわよ〜 という頼もしい存在であります。
あと数年で還暦とは思えない若さ。ご自身も二人の子を育て上げた経験があり、
とても安心してお任せできるババさんでした。
あ、もちろん日本語バリバリの、日系人の方でございます。
だからかな、息子もうれしかったんだろうね。いつも幼稚園ではポル語ばかりだから…


最近、朝、少し幼稚園に行くのを渋ることがあるのだ。
「だってーポルトガル語ぜんぜんわかんないんだもーん」とか言って…。
そう言われると参っちゃうけどね、でもパパもママもわかんないけど
毎日頑張ってるんだよ、ここはブラジルだから仕方ないんだよ、
だんだんわかってくるから大丈夫だよ、と言って説得するしかない。


そうかと思えば、ポルトガル語の歌らしきものを楽しげに歌いながら
幼稚園から出てくることもある。
行ってしまえば全然問題ないんだろうね。行くまでが面倒なのは、大人も一緒だよね。