京都一日目


これまたマイルの恩恵を受け、羽田空港から伊丹空港へJALに乗って行って来ました。
目的は、去年の11月にとても悲しいお別れをしたサンパウロの友人に会いに行く&お参りに行くことだったんだけれども、途中からその目的はどこへやら?!ってくらいに観光をしまくってしまいました。
いやぁ京都、伊丹。最高ですっ!!!
時系列で旅のレポートを書き残しておきます。


まず羽田へは横浜駅のYCATからバスで…と思ったんだけど、バスターミナルに向かう途中にちょうど京成線の乗り場があり、ちょうど9時の特急羽田空港駅が来たので乗ってみた。
横浜から羽田ってすごく近くて、バスでも京成線でも30分程度なのね。便利便利。前に住んでた南砂町も、隣の葛西から空港バスに乗れば30分くらいだったけど。バスは便利ねぇ。
そして飛行機に乗って飛んでる時間は1時間もないくらい?あっという間に伊丹空港へ到着。


この機内ですっごい偶然の再会が…。
ブラジルを知る会の先輩で、私が入会したばかりのころよくお世話になっていた女性が、客室乗務員として私の飛行機に乗っていたではありませんか!
ちょうど出口でお客様をお見送りしている彼女を見て、あれ???この方…絶対あの人だ!!!と思い、怪しくUターンして(笑)声をかけてみたんですよ。そしたらやはり、Fさんでしたよ!
最初私はお名前を間違えてお呼びしてしまい、Fさんも私に気付かず、あれ?という感じだったんだけれども、ブラジルを知る会の…というあたりで思い出していただけたようで♪
JALにお勤めだったのは知っていたけれど、いつご帰国されたんだったか、そしてどの路線に乗務されているんだったか、ぜ〜んぜん存じませんで。本当に偶然、たまたまこの大阪便に乗っていらしたんだよね。
なんだか胸高鳴る出来事でしょ!


伊丹空港には、友人Nちゃんと娘のKちゃんが迎えに来てくれていて。
うれしいことに、Kちゃんは、あれから1年近く経った今も私のことを覚えてて(思い出して?)くれたようで。私の姿を見ると、走って抱きついてくれたんだ。
それだけでもうおばちゃんの目に涙…。泣くの早すぎるって、私!
涙をふきつつ、まずは腹ごしらえってことで、空港ビルに入っているとんかつの「かつくら」へ。

ここのとんかつ、新宿の高島屋にも入ってて、すごく美味しいの。まさか空港にあるとは…(前日のネット検索でわかったとき、どれだけ喜んだか!→異常なカツ好き)
空港ビルもとても新しくてキレイで、そのむかし訪れたときの印象と全然違います。
っていうか、伊丹空港自体初めてかも?あの時は関空利用だったかも。
コンゴーニャスばりに住宅や建物をかすめて着陸する飛行機がやや怖いけれど、アクセスが良くて便利ね。なにより、とんかつ、美味しいし!


満腹になった後は、モノレールと電車を乗り継いで京都へ。彼のご実家でお参りさせてもらい、ご両親に車で宿まで送って頂き(途中、見事!としか言えない竹林をふんだんに見せていただきながら…あぁ写真を撮らなかったのが悔やまれる…)、宿にて大阪在住の友人と合流した。


京都もホテルがたくさんあるので悩んだけど、まだ築年数の浅い「モントレ京都」を選んだ。じゃらんで1泊朝食付きで1万円くらい。この時期、もっと安く泊まれるところも多いけど、せっかくの女友達と優雅な京都ですもの♪ってことでちょっと奮発。
車内で眠ってしまったKちゃんを囲み、ホテルの部屋で女3人、しばししゃべりまくるひととき。
この3人は不思議な縁でね。大阪のBちゃんと私は大学時代の腐れ縁的な仲(笑)。学部もサークルも一緒でね、卒業してからもよく一緒に海外旅行に行ってた。
そのBちゃんとサンパウロにいたNちゃんは同じ会社の同期。たまたま私と同時期に、社内結婚のご主人がサンパウロ転勤になり、Nちゃんと私の関係もスタートした(なんか書き方怪しいな)、というわけ。
でも3人で会うのは初めてなんだよね。不思議なことに。
それぞれ共通の話題が多いから、いつまでもおしゃべりは尽きない…。


Nちゃんたちが帰宅したあと、私とBちゃんで今日の夕食の店、「吉田屋料理店」へ。ホテルから徒歩圏内だったのだけれど、予約の時間が迫っていたのでひと駅だけ地下鉄に乗り、御所で降りて歩いた。
この店がさぁ。ホントに笑っちゃうくらいわかりにくい場所にあるの〜。
正式な住所と地図を持参しなかった私がわるいんだけど(苦笑)、だいたいの場所イメージと通りの名前は覚えてた。だけどその通りに入っても全然ないのよ、そんなお店!
困り果てて、素敵な和小物の店に駆け込み尋ねるも、素敵な女主人はご存じないようで…。でも即座にレジのパソコンで検索してくれて、やはりこのあたりに違いない、と。もう一度歩いてみるしかない、と。
入念に見て歩いたら、なぁんだ、よくよく見たら看板があったじゃないの!
そして店の入口は、その看板からさらにさらに奥に入るのね…。




かくして、予約時間を大幅に遅れて到着したら、もうほかの席は満席。これ、予約なしじゃ絶対無理だねぇ。
ほどよい品数のメニュー表、それでもどれも美味しそうでしばし悩みつつ、まずは生ビール。国産はなくて、レーベンブロイの生だったわ。おいし♪
料理は写真とともにご紹介。


湯葉

鴨の燻製のサラダ。

アナゴのフリット 生春巻き仕立て

青ネギ入りオムレツ

自家製塩豚の焼いたの

冷や汁


さすが、わが食通の友人たちがこぞって推薦するだけある。どのお料理も美味しいの。普通っぽいのに美味しいの。
私、本を日本から取り寄せて持ってるけど、この味を再現するのって出来そうで出来ないだろうよ…。
季節柄、本に乗ってるけどメニューにはないものも多かったけれど、ワインもリーズナブルで美味しくて大満足!料理がおいしいと、ワインが進むのねぇ。
今回は、オーナーのアドバイスに従い、フランスの白を。二人でぺろっと開けちゃったよ。


わすれちゃならない、絶品ガトーショコラ。



家みたいな雰囲気が超くつろげる。ソファにもたれて寝ていたお隣さん。気持ち良さそうだったなぁ。
でもそれが許される雰囲気。いいお店だなぁ。



夜のお散歩も気持ち良くて。京都ってセンスのいいお店が多いなぁ。飲食店の入口を見てるだけで楽しい。
夜の治安の良さも素晴らしい。秋の夜風が心地いい。
ほろ酔いで歩ける町って最高だねぇ〜。