お盆も近づき…風連ふるさと祭りあんどん行列


今年もやってきました、風連ふるさと祭りのメインイベント「あんどん行列」。
これを見ると、あぁ夏休みだなぁ、お盆だなぁと実感しますね。もう何年も前から、8月13日の定番行事になっているんです。

町内の各地域ごと、職場ごとなどにそれぞれ大きなあんどんを作り、揃いのはっぴなどを着て町を練り歩くと言う行事。実に日本らしい光景だなぁ、と思います。
特にブラジル帰りだとね。
ぴーひゃららの笛の音、獅子舞の姿、和太鼓、よさこい… 
いつも変わらない定番ネタが、久しぶりに見ると妙に懐かしく、あぁ帰ってきたな…という気がぐぐっと強まりますねぇ。


会場を歩けば、懐かしい顔に会う。中学時代の同級生、もう中学生のパパになっていたり。
高校時代、同じ部活だったメンバー3人が偶然集まってしまったり。
近所のおばさんたちはみんな孫を連れて繰り出している。
コイの小学校の友達にも会う会う。校長先生にも会った。
小さい街だなぁ、と思う。昔はそれがわずらわしいと感じたものだけど、今は、こういう街もいいなぁと思う。
私も年をとったのかしら。

何より。
夜の祭りでも、泥棒や酔っ払いに注意を払うことなく、気楽に出歩けるという治安の良さが心地よい。
ブラジル暮らしも3年目で、街を歩くことにも慣れたけれど、ブラジルではよっぽど気を張って、肩に力を入れて歩いているんだなぁ…と思う。
知らず知らずに、何気ない小さいストレスと戦って生きているんだなぁ、ブラジルでは…と実感する。
日本には、肩の力が抜けて、心底リラックスして過ごしている私がいる。
日本って何するにもラクだなぁ、と思う。
ブラジルでも自然体で暮らしているつもりだったけど、ずいぶん気を張って、なんとなくいつも頑張っている気がする。そうしないと暮らしていけない現実が、サルバドールにはある…。


日本でリラックスしまくって、肩の力を抜きまくって、すっかりブラジルモードを失いつつある。
少しずつブラジルに戻る日が近づいてきて、私、ちゃんとブラジル復帰できるだろうか?とやや不安になってみたりする今日このごろであります。


ともあれ、お盆ですよ。
妹夫婦も今日から帰省してきて、まもなく親戚たちもお盆です。
ブラジルモードを取り戻すのはまだ先でいいよね。とにかく、北海道の短い夏を、お盆を楽しむべし!!!


青空だけじゃなく、日没後の空の色があまりにも美しくて撮影した一枚。空全体が入ればどんなに素敵かと思う。これはまだ一部。
同じ空に、薄ブルーと薄オレンジと薄ピンクと白が同居する様子、まるで芸術ですよ。


そういえば今夜はペルセウス座流星群の日だ。
あいにく、空は暑い雲に覆われていて、星が一個も見えないよ。とほほ。