仙台より友きたる!!!


はるばる仙台から、我が家を訪ねて、友人Mさんご一家が来てくれました。
新千歳からレンタカーを借りて、あいにくの雨模様の中のドライブを経て、我が家に到着したのは土曜日の午後4時近く。
携帯に「いま士別なの」との連絡が入ってからというもの、到着を心待ちにしていたコイは、しつこいほどに「お友達、まだかなぁ。まだ着かないのかなぁ」と迫る。
お友達と言ってもね、あなた、3年前にブラジルに行く直前に成田のホテルで一度会っただけなんだけど、覚えてるの?と聞いてみたら、
「覚えてないなぁ」、と。


そうよねぇ、あの時、たくさんの新しいお友達に会ったものねぇ。
ブログを通して常に身近に接している気がする母同士とは裏腹に、子どもたちはほとんど初対面に近い状態。なのになのに、コイは、運命的な出会いがあることをこのときから予感していたのだろうか?
とにかく、まだ見ぬ友を、楽しみに楽しみに待ちわびていたのだった。


Mさんご一家を乗せたワゴンが到着し、外にいた我が父、母とコイが一足先にご家族とご対面!
そこにいそいそと玄関から出ていく私とアレックス。
わーーーん。ほんとに来てくれたんだね。長旅だったよね。うれしいよ、うれしいよ!!!
そう思うと、思わず、ブラジル式に抱きついて挨拶せずにいられなかった。


さて子どもたちは、コイの予感通り、すぐに打ち解けていきなり一緒に遊び出す。9・5・1歳の男児3人プラス我が家の5・2歳。
総勢5人、オール男児の行動はすごいよ(笑)
その音量たるや、ものすごいよ。それにからむ母たちの声も2倍で!
いやー、昔の母さんは大変だっただろうねぇ…と思わず顔を見合わせる私たち。


それでもみんな楽しそうで何より。
長男同士、次男同士がペアになり遊ぶことが多かった。やはり通じ合うものがあるんだろうか?それぞれのキャラも、やっぱり長男的、次男的で。
おもしろいねぇ。


夜は恒例のバーベキュー。残念ながら悪天候のため、星空の下で…というのは叶わなかったけれど、農機具小屋の中で決行。これまた、工具仕事がお好きなMさんご主人のツボにはまったようで、同じく手作り派の我が父と意気投合!
このダンナさまが他ではちょっと出会えないタイプの素敵な方で。私も仕事柄いろんな方にお会いしてますが、こんなにバランス感覚のいい男性はそうそうお目にかかれません。
初対面とは思えない、なんだか遠いイトコが遊びに来たような、そんな感覚で和気あいあいと過ごす夜。
子どもたちが全員でお風呂に入る姿も絶品だったなぁ。アッパレ男児!とでも言いたくなるような(笑)


夜も雨が続き、ああ、お願いだから明日は晴れて!!!お天気ばかりはどうにも出来ないのよゴメンよ〜、と祈りつつ眠る…。


その祈りは半分通じたようで、翌日の朝は曇りだけど雨ナシ!
子どもたちは念願の外遊び。
さすが男の子だなぁと思うのは、みんなこぞってトラクターに興味を持つこと。乗りたい乗りたいと大リクエスト。
私が子供のころ、トラクターに乗りたいなんて言ったかなぁ?とつぶやくと、
「そりゃ男の子と女の子は違うさっ」と誇らしげに我が父。娘ばかりで、こういう楽しみからは縁遠かったから、今こそ!と男児たち相手に張り切る父なのでありました。


本当は風連でもっと遊んでいたかった…とダンナ様。なんとうれしいお言葉なんでしょう。
あんなに天気も悪かったのに。寒かったのに。なぁーーーんにもない田舎だったのに。気に入っていただけたのねぇ。
その思いはわが家も同じ。素敵なご夫婦と頼もしい子どもたちを、わが父母もすっかり気に入ってしまい、まだまだ話足りなかった模様。
第2のふるさとと思って、いつでもまた来てくださいよ!ほんとに、ね。
今度は星空の下でバーベキュー、絶対実現させようねっ。