石川遼くん@セガサミーカップin千歳


語学セミナー初日は、たまたま、石川遼くんがプロになって初めて北海道でプレーするという「セガサミーカップ」の予選2日目。
時間帯によっては、観戦してからでもセミナーに間に合うかも!
ということで調べてみたら、ちょうど高速バスが札幌に着く1時間後の12:25スタートが遼君の組であった。札幌から千歳まではJRで約30分、ちょうど間に合うかも!!!
迷わず、千歳へ向かうことにした。


千歳駅前から会場のザ・ノースカントリーゴルフクラブまでは無料シャトルバスが運行されていた。もちろんそれを利用。
バス停で待っているとき、前売り券について近くにいた人に質問してたら、別のおじさまに声をかけられた。「券ないの?余ってるからコレあげるよ」と!
なんてありがたいお話…。当日券は1500円もするからねぇ、それをタダでいただいてしまった。ありがたや〜。                   
女ひとりでバスを待つなんて、思いっきり、遼君追っかけオバサンに見えたことでしょう。はは…。


男子プロの試合を見るのは初めてだ。
女子のは、放送局勤務時代に会場手伝いとして参加&観戦したことがある。東洋水産レディス北海道。いまは明治チョコレートカップと名を変えているようだけれど。
懐かしい当時を思い出した。トップ争いにはからまない組に同行し、ホールアウト結果を無線で大会本部に伝える役目だったんだ。数字で3・3・4とか言うの。まだゴルフを知らない新入社員の時代だったので何の感慨もなく業務を遂行していたなぁ。
その時は、自分が、お金を払ってまでゴルフの試合を見に行く日が来ようとは思ってもみなかったよ。


さて、遼君はちょうど1ホール目のドライバーを打ち終えて、2打目に入るところであった。
多くの取り巻きを引き連れて、なんだか、ものすごい位置(ラフ)から打つところであった。えー、プロでもあんなとこに打っちゃうの?とまずここでビックリ。
そして、ものすごいラフからなのに、見事にグリーンに乗せちゃう。そこにもビックリ。
4メートル近くありそうなパットを決めちゃったり。プロなら当たり前のようにパットを決めるだろう、と思っていたら実はそんなこともないという状況の中で、遼君すごーーーい!と大拍手を送りたくなるナイスパットが結構ありました。


そうかと思えば、手前に池があり、グリーンまでの距離が相当長い9ホール目で、なんと池ポチャしちゃったり。
ロングヒッターの彼だから、思い切って2オンを狙ったんだろうなぁ。あれで決まれば見せ場だけど、難しいんじゃないのー?ってところで、まだ冒険しちゃうところがあるんだろうね。
他のプロは、無難に池の手前に落として3オンだったもんね。


それでも。
ラフに何度も入っても。
池ポチャしても。
大きくスコアを落とすことなく、前日よりひとつスコアを上げて2日目の予選を終えた遼君。素晴らしい!


私は時間の関係で前半9ホールしか観戦できなかったけれど、後半18ホールにも素敵な見せ場があったみたい。うぅ、見られなくて残念。
そして最終的には、遼君にとってプロ最高位の3位に輝いたと言うからスゴイ。スゴイよ〜。


さて、生で見る遼クンは、16歳とは思えないほど落ち着いていて、でもやっぱり若くてすがすがしくて、とにかく爽やか!
プレー中の立ち居振る舞いとか、同伴プレーヤーとのやりとりとか、そのあたりの様子がすごく勉強になった。それは遼君に限ったことではなく、プロの一流プレーをテレビじゃなく実際に見ること、空気を感じることは、ちょっぴりゴルフをかじり始めた私にとってとてもいい刺激になりましたよ。
フェアウェイに常にいなくても、ちゃんとリカバリーできるんだ!
最後まであきらめちゃいけないんだ!
そんなことを遼君から学びましたよ。ありがとう遼クン。


余談ですが、
私としたことが、ゴルフ場で半日過ごすと言うのに、うっかり日焼け止めを持参するのを忘れてしまいましてね…
そういえば北海道は緯度が高い関係で紫外線も強く、日差しも強いんだった…ってことも忘れてましてね…
すっかりゴルフ焼けしちゃいました。腕を。ゴルフしたわけでもないのに(涙)


そう、北海道の日差しはキツいんですよ。これから観光などで訪れる本州の方、UV対策はしっかりとね!