初物!あまい甘〜いトウキビ


食欲の秋にはまだまだ早いんだけど、夏は夏で、旬の野菜がどんどん出来あがってくるからとてもうれしい。
3週間前、実家に着いた頃にはまだまだちっちゃくて食べられるレベルじゃなかったナスが、いま、たわわに実っている。
完熟ぎりぎりまで枝にならせておくトマトは、まだまだ、どんどん採れている。これが本当に甘くてね。このトマトの美味しさは日本一、いや世界一だと思うくらい…。


そして先日、お隣の農家から届いたのが、今年の初物トウモロコシ。
出荷されなかった、いわゆる「ハネモノ」を大量におすそ分けしてもらったのだが、これがまた驚くほど甘い。


粒がすごく柔らかくて、昔みたいに、ゆでたてをガシっとつかんで、丸ごとかじりついても粒がポロポロと取れてこないのよ。
だからナイフで粒をそぎ落とすようにして食べるんだけど、とにかく甘い。美味しすぎる。


この美味しさを、ブラジルのフェスタジュニーナ会場に届けたいよ、本当に。
申し訳ないけどブラジルのトウキビは美味しくなさすぎ。加工してケーキなどにする分には気にならないけど、ゆでただけのシンプルな素材の味を味わおうなんて思わない方がいいよ…
と心から言いたくなる。



ゆでたてのトウキビがごろごろとテーブルに乗っていると、あぁ、北海道の夏、ふるさとの夏だなぁ…と実感する。
このトウキビと、外で食べるスイカが、我が家の夏のおやつの定番。
子どもたちの大好物になったのも当然の結果だわ。美味しいものって、子どももちゃーんとわかるのね。