2歳7か月の覚え書き

前回の覚え書きは2歳3か月だったんで、実に4か月ぶりであります。

連日、北海道のうまいものを食べまくっているので、着実に体格が良くなり続けております。
先日、体重を測ったら15キロありました…。はっきり言って重すぎて、長時間の抱っこは、私の細腕にはもう無理すぎです。あ、細腕とは言えませんでしたね、失礼!


だいぶしっかりしてきたけど、まだまだ抱っこなしで一日を終わる日はありません。
甘えたいときは抱っこ…。
でも、ママ以外に抱っこをせがむことはあまりないかな。甘えていいのはママにだけ、という自分なりのルールでもあるんだろうか。



おしゃべりは、北海道に来てからずいぶん上手になりましたよ。やはり、周りがみんな日本語という環境は、日本語力アップには欠かせないようで。
しかも、アレックスに日本語で話しかける人間が急増したから、それもあって言葉の習得は目覚ましいものがあるようです。
まだまだ外国人風の話し方なんだけどね。の・が・に・を などの助詞が抜け抜け〜。


一例をあげると、
「いっくん(注:自分のことをこう呼ぶ)、ぶぅぶ のるの」(自分が車に乗る)
「にぃに がっこ いったの」(兄が学校へ行った)
と、まぁ、こんな具合。
前回の記録にあるような、「ばな っちー」(バナナ欲しい)のような宇宙語からはかなり進歩したよ。


ボキャブラリーもかなり増えた。
絵本を見て、指さして、うしとかうまとかりんごとかいちごとか、言えるようになった。
馬のことは相変わらずポル語が先に来て「カバーロ!」と言うけど。ペイシは魚ということが多くなったかな。
この調子で日本語力をつけてもらうのはいいけど、この状態でブラジルの幼稚園に戻ったら…どうやってコミュニケーションするのだろうか???
まぁ、日本語と同じように、ポル語も吸収するんだろうけれど。(あまり心配はしてない)


遊びで好きなのは、今はとにかく外遊び。自転車乗り。
朝7時すぎには起きて(それでも家族で一番遅い…農家は朝が早い…)、モリモリ朝食を食べたらさっそく「じてんしゃ のる」と言って自分から靴をはく。
外へ出たい気持ちの高まりから、くつの着脱は自分で出来るようになった。



風連に着いてすぐのころは、本当に小さい子が乗るプラスチックの三輪車(ハム太郎)に乗るのがせいいっぱいだったのに、今ではそれよりワンランク上の、補助輪つき自転車にも上手に乗れるようになった。
2週間ほどでこんなに上達するとは、たくましいもんだ。



外で砂遊びをしたり、ボールを蹴ったり、おばあちゃんの農作業の周りをうろうろしたり。
とにかく、外にいるのが大好きなのだ。
お母さんと一緒などの子供番組を見せても、あまり集中してみていない。ふた言目には、じてんしゃのるー!といった具合。
おかげで日焼けがすごい…。一応、子ども用日焼け止めを塗ってはいるんだけど、外にいる時間はサルバドールのころよりずっと長いから、焼ける焼ける。
帽子もかぶってるんだけどねぇ。



お寺のコンサートでも書いたけど、踊り系のノリはすごい。
昨日もお祭りでよさこいを見たんだけど、体が自然にスイングしていたよ…。恐るべし、ラテンの血。
コイとは違う血を感じる。


兄とのかかわりは相変わらず。何かを横取りされたりすると、ものすごい剣幕で怒りまくる。
激しさはコイ以上だ。これは性格なんだろうなぁ。
二人で調子よく遊んでいる時間も増えたけど、二人して盛り上がって騒音倍増!ということも増えた。男の子二人って…。


一人遊びで結構集中していることもある。じーっと座って、ポケモンのフィギュアを並べてぶつぶつ言ってたり、車のおもちゃを押したりしている。
この前、なんとなく数を数えているような様子だったので耳を澄ませてみたら、
「いーち。なーな。きゅぅ。いーち。なーな。きゅー。」と言ってた。
1の次が7で、その次は9らしい…。なんなんだ?ラッキーナンバーなのか???


と、まぁ、見ているぶんには非常に楽しい2歳児。たまに手こずらせられることもあるけど、それも可愛い二人目。
たまに本気で頭に来ることもあるけど、打たれ強い次男坊。そんな顔で返されると、怒る気も失せちゃうよ(苦笑)。もしかして、そこまで計算済み??