木のおもちゃ天国!西興部村の「木夢」へ


私の大好きな日帰りプチ観光コースがある。
我が家から車で約1時間の、おこっぺ牛乳で有名な「ノースプレインファーム」でランチをし、そこにあるおもちゃすべてが天然の木でできているというなんとも贅沢な公営施設、「木夢」(こむ、と読む)で子供たちを遊ばせ、締めは木夢に隣接する温泉施設でのんびりくつろぐ…というコース。
前に来たのは、確か東京からRISAさん親子が来てくれた時…っていうとあれは何年前だ??確かコイがまだ2歳くらいだったんじゃ???



いつ来ても、このレストランは美味しい。同じような農園レストランはずいぶんあのころに比べて増えてきたけど、ここは、あんなに辺鄙な場所にありながら(失礼ながら、ええ、わが実家よりも山あいでへんぴな地域だと思われる)、今もなお、平日にもかかわらずランチタイムには席がほぼ埋まるという人気ぶり。



評判がいいのはレッドミートハンバーグだけど、私は、にぎやかランチプレートを頼んでみた。今日はメインがポークスペアリブ。
うーん。柔らかいお肉でジューシーで美味しい…。
ご飯もつやつやで、野菜も元気たっぷりで、申し分なしです。はい。
(ちなみに、数年前に旭山動物園の近くに支店「ノースプレインファーム・エスペリオ」をオープンさせております。こっちの方が観光には便利です。)


見た目以上にボリュームがあり、お楽しみのデザート(絶品ソフトクリーム)が入らないよぅ…と思ったのはたった一瞬のみ。
やはり別腹でした。はい。
控え目にミニソフトを頼む両親をよそに、私は、キャラメルフロートをオーダー。キャラメル風味のミルクに、ソフトクリームがトッピングされたもの。
このゆるゆる感がたまらないのだ。キャラメルのほろ苦さも抜群。


お子様ランチもあって、とっても美味しい!





ランチが終わったころ、放牧されていた牛たちは牛舎に戻ってしまっておりました。
たくさんいいお乳を出して、おいしさを全国に届けておくれ〜。

そういえばここで買った生キャラメル。またたく間に口の中で溶けてしまう不思議な食感で、とても美味しかった!
ほんの10粒だけで777円というのはお高いけど、一度食べてみる価値はアリ。


と、すっかり食べ物ブログになってしまいましたが。
本題は「森の美術館・木夢(こむ)」。
西興部村にある施設で、入場料大人500円。あれー、確か昔はもう少し安かったor無料だったような。
ここは、中に入るだけで木の香りがほのかに漂い、フローリングが裸足に気持ち良く、とにかく癒される空間なのだ。
基本的には子どもが遊ぶ施設で、総木造りのおもちゃがこれでもか!ってくらいに置いてある。遊び放題。ほんとに贅沢…



適齢期はおそらく3〜5歳くらいの幼児と思われるんだけど、1年生になったコイもまだまだ大喜び。
今年の6月に完成したばかりという新しい大型おもちゃ、木のモノレールで何度も往復していた。足でこぐ列車で、4人くらい乗れるんだけどね。大人でも結構疲れるんだけど、よく何度もこぐよね…
アレックスは木の乗り物や、レールを転がり走るミニカーに夢中。
木のパズルなんかもレベル別にいろいろあるので、各年代ごとに楽しめる感じ。



数年前にはなかったのが、日本最大とうたわれている木の砂場。木の砂って言ってもおがくずじゃないよ。
ウズラの卵大にきれいに丸く作られた木のつぶつぶが、温泉大浴場くらいのスペースにふんだんに敷き詰められているのよ。
ここに寝転がると、指圧効果で背中がとっても気持ちいいのだ。



確か以前は、この場所が「IT夢(アトム)」と言って、パソコンが並んでいるITコーナーだったような…。いま、パソコンルームは
大人には癒しのスペース、子どもには遊びの場所として、ここはとってもいいよ。


隣接の温泉「森夢(りむ)」は残念ながらにごり系の天然温泉ではなくて光明石温泉なんだけど、もちろん十分気持ちいい。
宿泊も可能です。


森の中の村らしいこの施設、アイデアは素晴らしいと思う。ほんと、こんなのが東京にあったら、連日大人気で混み混みになっちゃうだろうなぁ。
ちなみにこの日は、遊びに来ていたのは我が家と地元の子供数名のみ。もう、この空間独り占め状態だったわよ。
なんて贅沢…。