ガッテンとんかつ


日本にいると、食べものすべてが美味しく感じられて困っちゃう。
普通の、特売158円くらいの牛乳がまず美味しい。ブラジルとは製法が決定的に違うんじゃないの?と思う、牛乳のおいしさよ。
おこっぺ牛乳なんて飲んだ日には、もうおいしすぎてクラクラします。
(もちろん、こうした牛乳を使って作るカフェオレも最高。)


野菜は99%自家製。子ども時代は、それがなんてことのない当たり前のことだと思っていたけど、今、自分が主婦になってスーパーで野菜を買うようになると、野菜代がかからない、しかも無農薬なんて!ありがたいことこの上なし。
特にサルバドールは野菜が高いからねぇ。ブロッコリーなんてぜいたく品。っていうか、そもそも生のブロッコリーが流通してなかったりして。
そういう状態の場所から戻ってくると、風連は野菜天国なのであります。
毎朝1個は必ず食べるトマト、これが絶品。どうしてこんなに甘いの?ってくらい、甘いのよ。無農薬だから、皮も気にせず食べられちゃう。
ブラジルのトマトは農薬がものすごいから危険… ここでも大きなギャップを感じるのであります。
このトマトの種をサルバドールに持ち帰ってベランダで育てたら、甘い実がならないだろうか???と本気で思う。


さて今日はとんかつの話。
私は自他ともに認めるトンカツ好きですが、もっぱらお店で食べることが多いかなぁ。
でもなんとなく家でとんかつを食べたくなったんですよ。ちょうど、ロース肉が特売だったのもあってね。
で、検索しましたよ、ガッテンとんかつ。
過去の経験から、ためしてガッテンで紹介された調理法は間違いなく美味しいのだ。


そして今回も美味しかった。
衣にちょっとひと工夫なのね。普通、小麦粉、卵、パン粉…とやるけれど、この場合は「バッター液」というものを使うのね。
これは、卵1個、牛乳100cc、小麦粉100gを混ぜたもの。
小麦粉、バッター液、パン粉の順に衣をつけました。


揚げ方がちょっと独特。
180度の油でまずは1分。いったん引き揚げて1分蒸らす。
続けてもう一度、1分揚げ、また引き揚げて今度は5分間蒸らせば完成。
合計2分間しか油に入れないのよ。
こんなんで中まで火が通るの??って思うけど、通るんですよコレが。完成品はこんな感じ。




驚くほど肉が柔らかく、ジューシーに仕上がりました。
最後、もう少し油の温度を上げて、衣をもうすこしこんがりさせれば申し分なしだったなぁ。
歯が弱いおじいちゃんも、十分食べられる柔らかさでした。大成功!


とれたてズッキーニやナスを使ったミネストローネも大好評。こんなの野菜を切ってコンソメと塩コショウで煮るだけのものなんだけど、常に汁ものといえば味噌汁な我が家には新鮮だったようで。
ズッキーニが大量にできていて困る、というので今度はシンプルにグリルして食べよう。
ちなみにブラジルのズッキーニよりはこぶりで、身が締まっていました。