のんびりとメーデー。


ブラジルではDia do Trabalho(ヂーア・ド・トラバーリョ)と言って、「労働者の日」つまりメーデーが祝日になっている。
メーデーは世界共通なのね。日本では祝日になっていないけれど。


我が家のメーデーは、特にどこへ行くでもなく(お出かけ大好き一家なのに珍しいっ!)、午前中は親子で机に向って通信教育の課題をこなしたり。
(コイはドラゼミ、私は最近届いたばかりの某通信教材を。)
テレビ見たりパソコンに向かったり。


午後は子どもたちとパパはマンションについているプール(小さいけど)で1時間ほど遊び、私は家事。
おなかがすいてきたけど食材が冷蔵庫にあまりなかったので、徒歩数分の大型スーパーに一人で買い出しに行き、レジのノロノロぶりといつもながらの長蛇の列にうんざりし。
(なんでみんな、まるで引っ越し直後で何もない家の人みたいに大量にモノを買うのよ!!あの量、やっぱりタダモノじゃないと思う。何日分なんだ、一体???)


買い物だけで疲れ果てたけど、それから頑張って夕食作り。
休日はどうしても甘えて、外食に走りがちだけど、なんとなく今日は家でおいしいものを食べたかった。
サルバドールには、口に合う日本食を出す店がほとんどないからかも知れない。好みの味で、落ち付いて食べたいという気持ちが、ときどき無性に湧いてくることがある。


頑張って作った夕食は、混ぜ寿司(ちらし寿司みたいなもの)、ポテトサラダ、ルッコラのサラダ、フライドチキン、お吸い物。って、全然まとまりがないんだけど、どれも今日食べたいと思ったものだから作ったの。
相変わらず、いずれも料理本を見て作ったものばかりだけど、中でも大好評だったのがポテトサラダ。
こちらの本から。

私の料理がおいしい理由

私の料理がおいしい理由


味に文句も言わないけど、それほど激しくほめることも少ないダンナが、「うまいうまい」と何度も口に出した味。
最近、好き嫌いじゃないけど、喜んで食べるものとイヤイヤ食べるものの差が表れてきたコイも、3回ほどおかわり。
ってことから察するに、このポテトサラダは相当美味しいんだろう。私ももちろん美味しいと思うけど、こうやって第3者から美味しいと言われると納得するよね。
熱いうちにレンジから出たてのジャガイモの皮をむくのがかーなーり辛いけど、それを乗り越えれば簡単。
こんなに喜ばれるなら、また時々作ろう。


フライドチキンはケンタロウのレシピから。だけど、スパイスの量が足りなかったのか、味がいまひとつ足りなかったなぁ。
フライドチキンの味付けは、揚げる前に味見をするわけにいかないから、実はなかなか難しいのかもしれない。自分なりの感覚で覚えるしかないみたい。
でも揚げ立てのチキンにビールは最高だなぁ。暑い暑いとうなりながら肉をかじり、ビールを飲む。あぁ、ささやかな幸せ…。


サンパウロでは、休みのたびにゴルフという感じだったけど、こちらではまだゴルフデビューしていないこともあり、なーーーんにもない休日というのが増えた。
お出かけ体質の私たちだけど、こうやってのんびりと家で過ごすのも、悪くないね。