便利な物干しシステム


サンパウロ時代に、これ、紹介しなかったかなぁ。
ブラジルではおなじみの、物干しシステム。いや、システムっていうほど大げさじゃないけど、結構画期的だと思う。


Varal(バラウ)というのが商品名。
パイプで出来たすのこのようなもの。
60センチ×40センチくらいのサイズで、壁と天井にはわせたロープを使って上下するのだ。




干す時は、手が届く高さまで下げて。
干し終わったら、天井近くまで上げて、下を通っても邪魔にならないように高くするわけ。
日本だと、据え置きの物干しざおや物干しポールだよね。
ブラジルは、物干し部屋があるアパートがほとんどだから、こういうシステムが活用できるわけだわね。
でも日本でも取り入れられると思う。ほんと、結構便利なのよ〜。


最初、我が家にはこれがついてなくて、天井にただ、ロープが数本わたっているだけの状態だった。
天井まで手が届くわけないから、いちいちはしごを使って干さなきゃいけないの???と絶望的になった。
もともと、各物件についているのが普通だと信じていたから。
でも、本当は自分で付けなきゃいけなかったんだね。
便利屋さんを呼んで、スーパーでバラウとロープを買って、壁に穴をあけてフックを付けてもらって設置した。
バラウは確か、ひとつ40レアル(3200円くらい)だったかな。
洗濯物が多い我が家では、天井スペースいっぱいに、3つのバラウを取り付けたよ。