郵便物が開けられていた


サルバドールの我が家に、初めて、日本からの郵便物が届いた。
つい数日前に、ネットで注文した

秘密 (通常仕様)

秘密 (通常仕様)

もう届いたなんて、早いわ〜〜〜。


通常の国内郵便物は、管理人が部屋まで届けてくれるけれど、国際郵便や大きな小包などは、自分が管理人室に取りに行き、受け取りのサインをする。
これはサンパウロでもそうだった。


そして喜び勇んでエアパッキン入りの封筒を開けてみると…
ん?ポル語で書かれたテープがばっちり貼られているよ?!
「Aberto pera aduana do Brasil」って書かれたテープ…。



aduanaがわからなかったので辞書で調べたら、「税関」だった。
「ブラジルの税関によって開けられました」って意味らしい。


えーーーー。
噂には聞いていたけど、本当に開けられるんだ。日本からの郵便物。
というのは、サンパウロではこんなテープ、一度も見たことないのよ。中身が開けられた形跡は、一度もなかったのよ。
本当に開けられるんだ…。


中身を見たブラジル人検査官は、「ふーん、なんだ、女の子のCDか」と思って、特に課税することもなかったんだね…。
これが入っていたのであります。


ここの隣町に住む日本人の奥様達は、口をそろえて、「日本からの郵便物は届かないこともあるし、法外な金額を課税されることもよくあるから気を付けて!」と教えてくれていた。
サンパウロではそんな話、聞いたことなかったから、やっぱりここは外国だわ…と他人事のように思ってた。
それがこんなに早く自分の身に起こるとは…。


彼女たちのアドバイスは、「できれば日本からサンパウロの住所に送ってもらい、サンパウロから国内郵便と言う形でサルバドールに送ってもらう方が確実」。
なるほど…。
そんなことをお願いしなければならない日が、いつか来るのかも知れないなぁ。
特に、大事なものを送ってもらう場合は、気をつけなければいけないのだなぁ。