海辺を走る


海辺を走る、なーんて書くとカッコイイけど(笑)。
実際は、単なるジョギングです。


結構、このあたりの海辺沿いの道を走っている人が多いようだったので、私も今日、ジョギングデビューしてみた。
もちろん何も持たず、髪はひとつにまとめて、サングラスをかけて。
スポーツ用タンクトップに短パンで。
これなら、ぱっと見、日本人に見えないだろう、って格好で。


不思議と、こう毎日暑くて朝から太陽が照っていると、家でじっとしちゃいられない気持ちになるのよね。
太陽が呼んでいるというか。なんかキザっちいけど(笑)
サンパウロでは走る場所もなかったから(なんせ空気が汚いので、家の近くの道路を走るのはちょっと…という環境)、そもそも走るために朝から外へ出ようなんて思いもしなかったんだけど、ここでは、太陽が呼んでいるからねぇ〜。
この感覚は、私が北海道の農家育ちだから持っているものなのかも知れない。その日の作業が天候に左右される農業では、晴れた日は朝から外で仕事しないと!という気持ちになるもの。
それが遺伝子の中に受け継がれているのかなぁ、なんて思う。


我が家から海までは通りを5本くらい降りる。歩いて5分弱。
そこから、海沿いの道を右へ行こうか左に行こうか迷って、今日はなんとなく右に行くことにした。
左手に海を見ながらひたすら走る…。
まだ9時過ぎなのに、太陽は結構高くなっていたから、暑い暑い。
でもなんとなく、そこに海があるだけで、すずやかな気分になるから不思議ね!


しかし右コースはちょっと失敗だった。
海側の道が、ずーーっと、歩道建設中で、まともな状態ではなかった。
途中、作業員がたくさんいるし。
ある部分は、思いっきり車道にはみだしちゃうし。
でもここまで来たら引き返せないぞ、という気分で15分ほど走り続けた。


工事部分が終わって、途中からは、きれいに整備された歩道&自転車ロードがあった。
工事部分も、そのうち、同じように利用しやすくなるんだろう。そうなったら、走るのが楽しくなりそうだ。


帰りは砂浜に降りて、波打ち際を早足で歩いてみた。
このあたりの砂は、真っ白ではなく、サンドベージュ。でも、さらさらしていて結構きれいだと思う。
真っ黒い親子が、歓声を上げながら海に入っていたり、シーカヤックみたいなものに乗って魚をとっている人もいた。
若者たちがビーチバレーしていたりした。
それにしてもみんな黒いよぅ…。やっぱり私、どれだけ焼けても、この中にいたら目立っちゃうなぁ。


トータル40分ほど走ったり歩いたりして、家に着いたら汗だくだく。
すぐにシャワーをあびたけど、それでもまだ汗が噴き出した。
これで何も食べなきゃ、かなりのダイエットになる???
…と思いつつ、我慢できずにランチビールを飲んでしまった私。あああ、これでプラマイゼロだわ…。


これを毎日の日課にしたら、体型、変わってくるだろうか。
明日は、ちゃんと整備された左コースに挑戦してみようっと。
(ジョギング中はカメラを持たないので、写真をアップできないのが残念!)