ガラス落下事件…やっと不動産屋が見に来た


先週中にはテクニコ(技術者)を連れて実態把握に行くから…と言っていた不動産屋ルーシー。
でも結局、木曜の午後になって「今週は無理だから、月曜日の午後でもいい?」と変更を伝えてきた。
もういいよ。金でも月でもいいから早く来てよ…という心境だったので、はいはいどうぞ月曜日お待ちしてますよ、と返事した。


そして月曜日。約束の午後2時を過ぎても来なくて、2時半になっても来ないから電話したらまだ事務所にいるじゃないのよルーシー!!!
「いま出発するところだから、もうすぐ着くから」と。じゃああと10分くらいだね?待ってるんだから早くね、と応答。
そして午後3時に到着したのであった。やれやれ…1時間遅れか。
ま、来ただけよしとしないと。


ルーシーの他にふたり、テクニコが来た。ガラスと窓の専門の人らしい。二人も来る必要あるの?と思ったけど…。
そしてガラス落下現場に入り込み、あぁだこぅだと言いながら何やら寸法などを計っている。
問題があったとされる上部のレールを入念に見て、うなずいている。
そうでしょそうでしょ、やっぱりガタが来てたんでしょ?おかしいでしょ???とほくそえむ私。
テクニコおじさんの話し方はいわゆるバイアーノという感じで、早口で、聞きとりにくい。


今日はとりあえず、原因特定と言うより、修理の見積もりという様相が強かったようだ。


この他の問題個所(ベランダの扉とか、ひびが入ったガラスの洗面台とか)も、主に寸法を計り、メモしていた。
ルーシーは、実際に会ってみるとそんなに意地悪じゃないし、うん、きっとこの人も困ってるんだろう…家主と私の板挟みで…と思えなくもなかった。
聞くと、家主が部屋を貸し出してから、最初の住人が私たち家族なんだそうだ。これまで、家主本人が住んでいた部屋なのだ。
全くなぁ。人様に部屋を貸すなら、多少はメンテナンスしてから貸さんかいっ!!!と言いたいよ。


何事も、パイオニアという立場は、何かとキビシ〜イのであります。


帰り際、すかさず、「この結果はいつどういう形で帰って来るの?」と質問。
ま、返事は相変わらず、「見積もり結果を家主に見せて、その返事が来たら連絡する」というもの。
そこで私も、「現状見ておわかりでしょ?私たちとても不便な状態が3週間も続いているのよ!とにかく、出来るだけ早く結果をちょうだい!!!」と強い口調で締めくくった。
ルーシーたちも神妙な顔で、「大変なのはよくわかるわ。もちろん、なるべく早くね」と答えてくれた。


そうそう。こういう「誠意」みたいなものが欲しいのよ。
電話ではなかなか伝わらない誠意(なんせ、ブラジル人は言葉じゃ絶対謝らないしさ。)…こうして顔を合わせれば多少は伝わるものよね。
誠意が大事なのよ。


貸主さんも、たとえお金を出せなくても、誠意は見せてちょうだいよね。
(ま、無理だろうけど。期待しないけど。)