ガラス落下事件…すっぽかし


ガラス落下事件の続報。


不動産屋に文書を提出した2日後、何も連絡がないのでこちらから電話した。
「一体どうなってんのよ?こっちで勝手に修理を進めていいの?お代はもちろんそちらに請求するわよ」と。


そしたら。
「修理してもいいけど、費用はそちらが払ってよ」と来た。
「わかったよ。じゃあ修理するけど、私たちが部屋を出る時に、修理部分は持ち帰るからね。壊れた半分のガラス戸を、またそこにつけて出ていくからね。」と返した。
これは、ガラス屋にアドバイスされたことで、実際それが可能らしい。
自腹切って新品の戸をつけて、そのまま家主にプレゼントなんてしてやるもんか。


と言ったら、ルーシー、少し考えて。
「じゃあもう一度、貸主に確認するから」と言って電話を切った。


当然、その後も数日、電話など来ない。
またこちらから電話したのが金曜日の午後。
「その後、どうなったのよ?」


すると、
「とりあえず月曜日に、専門家に分析してもらうから。そちらに派遣するからそれまで修理は待ってくれ」と来た。


だーかーら。
そういう連絡事項があるなら、どうしてそっちから私に電話してこないわけ?
ほんとにわけがわからん。これが普通のブラジルの不動産屋のやり方?
面倒な話は、できればなしくずしにしたいって魂胆???
そうはさせないぞ。私は日本人だぞ。


そして今日、月曜日。
待てど暮らせど専門家なんて来ないし、電話すら来ない。


やっぱりね。
どうせまた私から電話しないと、話は先に進まないんだろうよ。
もう電話するのも嫌になってきた。
でもここで負けてはいかん。ここで電話するのを面倒がってしまったら、相手の思うつぼ。
っていうか、バスルーム、相変わらず使用不可能な状態なので、本気で困ってるんですけど。とりあえず修理したいんですけど。


ということで、また明日、ルーシーに電話しなければならない。
不動産屋への電話がすでに日課になりつつある今日このごろ。


そしてこういうことも例えば誰か人を通すと、さらに時間がかかるんだよなぁ。
そもそも、ちゃんと電話してくれているかどうかの確認も出来ない。
はいはい、と言って返事だけ良くて、実際は動いてない可能性だって否定できない。


ブラジルに来て学んだことは、言葉より食べ物より風景より。何よりも、
「信じられるのは自分だけ」
ということ。
自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分でやったことだけしか、もう信じられない。
誰かに頼んでも、思い通りの結果が出ることなど、ほとんどない。どんな簡単なことでも、信じられない間違いをやらかしてくれたりするのがブラジル人。
高いサービス料を払っても同じ。


あ、これは、ブラジル人を相手にした場合のことね。
日本人の友人・知人はもちろん大丈夫。ちゃんと信頼関係が成り立った上で、おつきあいさせていただいておりますから。もちろん。


そんなわけで、私は、どんなにポル語で話すのに苦労しようとも、誰かを通さずに自分でやろうとしちゃうんだなぁ。
自分がやって、自分で間違ったことなら、納得がいくもんね。


なーんて、すごく生意気なこと言ってるかも、私。