あらしのよるに


今日のサンパウロはものすごく暑かった。いつもは空のどこかに必ずいる、いかにも雨を降らしそうな厚いグレーの雲は今日はいなかった。
そんな日に、久々の平日ゴルフをやったもんだから、ぜいぜいハァハァ。上り斜面がきつかったこと。
みんな、無言になるくらいの暑さで、淡々とプレーをすすめたのでありました。(それでもやっぱりスコアは121…私にとって120の壁は高いのだ)


空はなんとなく秋空で。きれいなブルーにスッスッとたなびく薄雲。美しかった。
カルナヴァルも終わったことだし、あと1週間ほどで夏時間も終わると言うし、もうこれは残暑なのかしらね。…なんて話ながらのゴルフ。
でも良く考えたら、夏本番である時期に全然暑くなかったよね。残暑しかなかったね、今年は。


夕方になっても太陽はギラギラ照りつけていて、6時を過ぎても暑かった。
今日はこのまま、暑いままに寝苦しい夜を迎えるのだろうか…と思って寝かしつけに入った9時過ぎ。突然、窓を叩きつける大雨!
そしてゴロゴロと大音量の雷。カーテンを通してもくっきり見えるようなキツい稲光。
なんかまるで、真夏の夜みたいだ。残暑じゃなくて、夏まっさかりの夜みたい。
私が来た年の夏(2005暮れ〜2006年)は、まさに毎日こんな感じで、南半球って夜にしか雨が降らないものなんだろうか、もしくは島国と違って大陸だから夜にしか雨が降らないんだろうか…と思うくらい、雨は夜と相場が決まっていた。
でもこの夏はそんなことなかったねぇ。これも異常気象の一環なんだろうか。


ほらほらちゃんと寝ないと雷様におへそを取られるよ、と軽く脅して二人を寝かしつけ、あらしのよるの静かなパソコンタイムであります。ふふふ。
明日の朝は街が雨で洗われて、すっきりすがすがしいといいな。


(そして雨は、これを書いている間に止んでしまったようだ。はやっ!!)