今日からブラジルの1年生


長かった夏休みも先週で終わり。ブラジルの学校は、今日か明日から新学期と言うところが多いみたい。
コイも今日からブラジルの教育制度上での1年生になった。ブラジルでは12月終業、2月始業なのよね。(今年はカレンダーの関係上、まだ1月なんだけど)


1年生になると何が違うかと言うと、まず登校時間が早まるのだ。
去年までは8時半ごろまでに行けば良くて、時々親の都合で遅刻させることもあったりした。
でも小学部は7時半登校。今までより1時間も早いよ!
しかも先週までの夏休みクラスは9時登校だったので、コイ、ちゃんと起きて行けるだろうか…とちょっと心配だった。


でもちゃんと起きて、かなり張り切って登校しましたよ。寒い朝だったので、長ズボンに上着をしっかり着こんで。(これでも夏かいっ?!)
昨日は、新しいモッシーラ(リュック)に、新しい学用品を詰めたり名前を書いたりして今日に備えた。
やっぱり1年生になるというのはうれしいことなんだね、ヤル気が全然違っている。


入学式なんてものはないし、普通に登校して、普通に一日が始まるんだけど、それでも気持ちだけは普通じゃなくて。
どの子も、明らかに顔が違っていた。うれしいような、ちょっと恥ずかしいような、誇らしいような…
1年生特有の、あの顔だ。
いいなぁ。


7時半にはまだ眠っていたアレックスも、8時にひとりで目を覚まし、やはり新しいリュックをうれしそうに引いて(車輪付きなのだ)、キッチンにいる私のもとへ寄って来た。
「がっこう、いくの?」と聞いたら、
「ガッコ!」とうれしそうに答える。
彼もまた、新学期の始まりを感じ取っているのだろうか…。


今度はアレックスの手を引いて、ふたたび学校へ向かう。
久々に会う先生に笑顔を見せ、ママと別れる淋しさなんてカケラも見せずに、ママにも笑顔でバイバイしたアレックスであった。
頼もしいような、ちょっと淋しいような。


そして私に訪れた久々の朝の静寂…。むふふ、パソコンタイム復活なのだ。