2度目の体験ダイビングは夫婦で


昨日のチャンカナブでのダイビングがあまりにも良かったもんだから、絶対今日はふたりで潜ろうと思った。
海の中の感動をダンナに伝えたら、彼も少しヤル気になったみたいで。本当はかなりブランクがあるから、ちゃんと出来るのかどうかだいぶ不安だったみたい。私以上に。
不思議と私は、そんなに不安はなく、器材を背負ったらすぐに感覚が戻りそうな気がしていたし、実際やってみたらそうだった。
そのことも伝えたら、ようやくヤル気を見せてくれた。


ホテルで午前中の数時間だけベビーシッターをお願いした。やはり前回のホテル同様、ここの従業員の非番の女性が来てくれるシステムだった。



そして、前日に予約を入れておいたDive Houseというショップへと向かった。ここは地球の歩き方に載っていた店で、日本語スタッフがいるということだったので。
対応してくれたケイコさんはバリバリの日本人で(って、日本人にバリバリは使わないか。)、南の島が似合う笑顔の可愛いお姉さん。
この店はかなりしっかりしていて、最初にいろいろな書類を記入させられた。健康状態問診表とか、誓約書とかね。
それから、体験ダイバー用のガイダンスビデオを見せられた。これはなかなかいいよ、私たちのようなブランクダイバーにもすごくわかりやすい。
そうそう、そうだったよね…なんて、ライセンス取得当時のことを思い出せる内容。
この時点でダンナの不安もかなり解消されたみたい。良かった良かった。


いよいよ器材を付けて海へ。
今日はウエットスーツを着たよ。そうだよねぇ、今は冬なんだし、素肌で潜った昨日は結構後半寒かったんだよなぁ。
そして今日もビーチエントリー。本当は、もう少し人が集まれば、体験ダイブでもボートで沖に出ることが出来るらしい。
今日は私たち二人だけがケイコさんのお客さんだったので、ボートは残念ながら出してもらえず。


ロープを伝って海中に入り、3つほど実技テストをした。
レギュレータリカバリーと、マスククリアと、エア切れの場合の対処法。わかる人にしかわからないよね…。
まぁ、ダイビングする上での基本中の基本で、とても重要なことなんだけど。とりあえず二人ともクリア!
これって、昨日は全然やらなかったけど…。
そう思うと、昨日のおじさんの店はかなりいい加減だったってことだわ。私がライセンス保持者だと言ったからだろうか。それにしても適当だよなぁ…。
なんてことを今になって思ったり。


そしていよいよ魚たちのいる海へと泳いだ。うんうん、今日もキレイよ!
透明度は何メートルくらいなんだろう。本当に水が澄んでいて、水の中じゃないみたいなの。
普通に、空中の、クリアな世界を見ているような感覚。水なんて存在しないみたいな感じの明るい海!
(ちなみに下の写真は、桟橋から見た海の中。魚がクッキリ見えるのよ)



ランゴスタという大きなイセエビを見た。あとは、サメの子どもも暗い穴の近くにいたらしい。確認できなかったけど。
黄色やブルーの可愛い魚はもうウヨウヨいる。
沖まで行けば、カメやエイにも会えたかもしれないね。
この海はそれほど深さもなく、せいぜい8〜10メートルくらいのところだったので、昨日の13メートルと比べたらちょっと物足りなさを感じた。
潜っている時間も正味30分あるかないかで、それもちょっと物足りなかった。
けど、体験ダイビングとはこういうものかも知れない。昨日のがちょっとすごすぎたのかもね。


と、昨日と比較した私は、今日はまぁまぁかな?という感想だったんだけれども、やはり新婚旅行ぶり、つまり8年ぶりのダイビングだったダンナにとっては、今日の体験はかーなーり魅力的だったようで。
あんなに怖がっていたとは思えないほど大喜びで、相当、感動していた模様。
ね、やっぱり海の中っていいでしょ?


これからはブラジルのダイビングスポットも攻めてみたいね、と意見が一致した私たち。
この感覚を忘れないうちに、また潜りたいなぁ。


それにしても透明度の素晴らしく高い海だった。写真ではうまく伝わらないのがくやしいなぁ。
あれほどの海はブラジルにはちょっとありえないな。