イルカと触れ合うプログラム


コズメル島には、チャンカナブ海洋公園という海の公園があり、そこではダイビングやシュノーケルはもちろん、イルカに触ったり一緒に泳いだりできる「ドルフィン・ディスカバリー」というプログラムも行っている。
その名もズバリ、Dolphin Discovery社というところが運営していて、コズメル島のほかカンクンのいくつかのスポットでも実施している。
で、私たちはここでやることにした。当日受付カウンターに申し込んですぐOKだった。もっと事前に予約が必要かと思ったら…さすがシーズンオフ???



いろんなコースがあって料金もさまざまなんだけど、私たちは一番シンプルな、子どももOKの「ドルフィンタッチ」というものにした。
本当は一緒に泳いだりダイビングしたり、水族館のイルカショーのお姉さんみたいにイルカの鼻先で足の裏を押してすすんでもらうやつなんかを体験したかったけど、子どもが一緒に出来る方がいいしね。
ということでお揃いのライフジャケットを付けてイルカコーナーの海へ。
ここは海の一部を生けすのように囲っていて(かなり広いんだけど)、そこにイルカを泳がせている形式。
そこにお客は腰くらいまで浸かる深さの海に入り(上げ底してある)、目の前を泳ぐイルカの体に触ったりキスしたりというプログラムだ。
カンクンではこういったサービス、アクティビティにはもれなく記念写真撮影が付いてくるんだけど(ディズニーランドのスプラッシュマウンテンに乗ったら写真が撮られていて、気に入った人は買い取るサービス)、ここももちろん、専属のカメラウーマンがグループごとについてバシバシ撮りまくっている。


で、イルカである。
こんなに間近で見ることないよね、ってくらい近くに寄って、触って、本当にキスまでしちゃうんだからおもしろい。
イルカの顔ってすごく穏やかで可愛いし、その肌触りはまさにゴムみたい。でもほんのり体温が温かくて、なんだか哺乳類を感じたりして。
コイも恐る恐る顔をイルカに近づけて、カメラに向かって笑顔でキス!
しかしアレックスは怖がってダメ…。やっぱり自分より大きい生き物はツライか。


プログラムは30分ちょっとで終了。まさに子供だましという言葉がピッタリな(と言ったら失礼だけど)、お手軽なプログラムでした。ま、ちょっと体験するぶんにはちょうどいいかな。
このあと、小部屋に連れていかれ、そこで自分たちが映っているDVDを見せられた。いつの間に編集したんだ?ってくらいのスピード編集…
今の今なので、見ると結構おもしろい。でも家では2度と見ないだろう、と私は思った。
でもダンナはこういうのを買うのが好き、ということで私は反対したのに確かUS$30も払ってお買い上げ…
さらに写真もたくさん買い、思わず散財…。
これだもの商売繁盛するよねぇ、イルカさまさまだろうな。