新聞掲載とブログの匿名性について

実は昨日、地元・北海道の新聞にこのブログを紹介する記事が掲載された。
私が記者時代に1年ほど籍を置かせていただいた、北海道新聞の地方版。先月、同じく北海道のFMラジオ局で紹介されたことをきっかけに、新聞でも取り上げていただけることになった。
そもそも一主婦のつぶやきのような日記なのに、公共性の高いメディア(しかも道新といえば北海道では朝○や読○さんよりも広く浸透している最有力紙よ)に、地方版とは言え掲載していただけるなんて、大変ありがたいことです。
そして、記事を見てこちらに初めてアクセスしてくださった皆さま、どうもはじめまして。見に来てくださってありがとうございます!
見に来て最初に目にした記事が「ゴルフ」でごめんなさい(笑)
そうと知ってたら、もっとブラジルらしい記事を最新記事に載せておいたのに!!(ブラジルらしいって、何だ?!という気もしますが)


と言いますのも。
掲載されたことを、掲載当日の夜(日本時間で。こちらでは翌日の朝に該当する)まで知らなかったのよ。
親からのスカイプ電話で聞いて知ったんだけどね、うわ、私、記者さんにこっちのブログをお知らせしてたっけ?
あっちの(名前を出しているほう。ご存知な人も多いよね?)ブログを紹介していただくものだとばかり思っていたわ〜。
FMのお話をいただいたきっかけとなった、あっちのブログね。


なので、ちょっとびっくり。
こっちが大々的に紹介されちゃったとはねぇ。
そしてアクセス数が過去最大だよ!昨日一日で、軽く普段の4倍は行ってるよ!
恐るべし、道新パワー…。


ところで。
既に何度もラジオや新聞などに名前を出して登場している以上、もはやこのブログに匿名性も何もないという気はするんだけれど、やはりここは全世界につながるネットの世界。
どこで誰が目にしているかわからない。
もちろん、新聞の署名記事を毎日書いていると思えば、堂々と名前を出しても何のことはないんだけれど、ここにはかなりプライベートな話も登場している。
プライベートな話も、私のことだけならまだいいけれど、家族がからむ話も多い。
そうなると… 名前を出すことは全く問題がないとも言えなくなってくる。


実際の私(名前とか素性とか家族とか)を知っている人に、名前入りで読んでもらうことは何の問題もない。だってもう知られてるしね!
問題は、「caolinって誰だろう?」と思いながら読んでいる人に、caolinが誰だかばれてしまうことがちょっと怖い。
caolinが誰かがばれるのはまだいいとして(そもそも、もともと謎めいたキャラではないし!)、困るのは、caolinのダンナが誰で、コイが誰で、アレックスが誰か…というのが、私の知らない誰かにばれてしまうこと。
そして、ばれた上で、「わかっちゃったよ〜、アナタがcaolinね〜」と打ち明けてもらえれば、こちらも相手のことがわかるので安心できる。
一番怖いのが、私は相手を知らないのに、相手は私を知っている、という状態。
うーん、怖いっていう感情はピッタリ来ないなぁ。だって、そのことで特に実害をこうむっているわけではないし。
何て言えばしっくり来るかなぁ。気持ちの中での、居心地の悪さっていうの?
私は書きたくて書いているわけで、それも、誰でも見られるオープンな場所に書くことを選んでいるのは自分なんだもの。
だから、素性を知ったからと言って、いちいち皆さんに報告を求めるつもりはさらさらないし、皆さんにも報告の義務は全くございません。(報告していただけるほうが、100倍くらいうれしいけれど♪)


だけど、もし、私の素性がばれ、家族の素性がばれることで、何か私の周りに実際に居心地の悪いことが起こったとしたら、このブログも閉めなければいけないだろうなぁ。
それか、パスワード制(登録してくれた人だけが読める方式)にしちゃうか。
それだったら、誰が読んでくれているかわかるものね〜。自分が読ませたくない人には登録を拒否したりすることも出来るだろうし。
実際、そうやってブログを書いている人もたくさんいるし、そのメリットもたくさんある。


でも私はそういう風にこのブログをしたくない。
どなたかのブログからリンクで来た通りすがりの人でも、たまたま検索で来ちゃった人でも、誰でも読んでいただいて構わない。
このブログから何か得られるものがあれば、どんどん持っていっていただきたい。
やっぱり私も、同じように、検索で誰かのブログにたどりついて、有益な情報を無料で頂いちゃうことがとても多いから。
だから自分のブログもそうやって使っていただければ本望だ。
そして、これまでもそうだったように、このブログを通して楽しい仲間が増えていけば、それが一番いい。
登録制にしてしまったら、その楽しみが一気に奪われちゃうからね〜。


なんだかいきなり重いテーマについて語ってしまいましたが、いま私が正直に感じているのが、こういうこと。
これも、今置かれている環境(いわば日本の田舎町みたいな、街を歩けば誰もが顔見知りに近い状態→したがって素性も知れやすい)がちょっと特殊だからこそ思うことなのかも知れないね。
もし東京のど真ん中でこのブログを書いていて、たとえば本名を出したとしても、きっと同姓同名はたくさんいるし、私とその家族を特定するのは難しいと思う。(わかる人にはわかってしまうのは、どこにいても同じだけどさ)


ということで、難しいですなぁ。ブログの匿名性をどこまで守るか。
ブログを書いている方々には、わかってもらえる話題だと思いますが。みんなそれぞれポリシー違うけど、それぞれ思うところがあるよね。
うーん、私のポリシーはね、たとえ素性がバレバレでも、このブログ内には本名とか住んでいる場所がわかりそうな情報とか個人を特定できるような情報を書かないこと。
自分の個人情報も、家族の個人情報も、周りの人(友達など)の個人情報も。


で、何を言いたいかと言いますと、caolinの素性をバッチリ知っちゃったわ!caolinって○○さんのことじゃん!…とわかっちゃった皆さん、どうかどうか、コメントなさる際に思わず本名を書いてしまうことのないよう、お願い申し上げます。
思わず書かれてしまった場合、後ほど私の方で一部コメントを適宜修正させていただくことがありますが、どうかご了承くださいませ。(ごめんなさいね、梶○先生)
本名入りの親密なやりとり(笑)は、ぜひメールで一対一でいたしましょう!
なおメールアドレスは、ページ右上の「プロフィール」欄にある、caolinという緑色の文字をクリックすれば現れる自己紹介ページに掲載されてます。ぜひご活用下さいませ!


すみません、細かい注文で…。しかも掲載されたばかりで、新しい読者の方も多いこの時期に、いきなりコムズカシイ話しちゃってごめんなさい。
でも、これもひとえにブログ存続のためのささやかなお願いなんです。どうかご理解・ご協力のうえ、よろしくお願いいたします。