ミナスの温泉地、アラシャーの素敵なホテルへ


目的地アラシャー(Araxá)までは、サンパウロからアニャンゲイラ街道を使ってカンピーナスやヒベイロン・プレットを抜けて、ひたすら北上する。
途中、サンパウロとミナスの州境くらいのドライブインで休憩するため車を降りたら、まるで灼熱!っていうくらいに暑くてビックリ。
サンパウロはすでに秋の始まり、結構涼しくなっていたから、3時間内陸に入るだけでこんなに気温が違うのか〜と驚いた。
道路は走りやすく、快適なドライブだった。


でも遠かったー。朝の9時半に家を出て、休み休み走って、ホテルに着いたのが午後4時半。
一人で運転をし続けたダンナ、よく頑張りました。
しかし、何度ハンドルを奪いたいと思ったことか…実は運転せずに座ってるだけの方が辛かったりするのよね?
(ブラジル免許を持たない私、こっちでは運転できないのだ)


そしてホテルは、外観からしてわくわくするような建物。かつて、ヴァルガス大統領の時代に、ここはカジノとして栄えたそうだ。
ボーイによると、ホテル内には、大統領御用達のお部屋もあったんだって。
首都ブラジリア、ミナスの州都ベロオリゾンチ、そして大都市サンパウロを三角で結んだちょうど真ん中に位置するとあって、当時は各都市の要人らがここによく集ったんだそうだ。
ロビーも廊下も、お城みたいよ…。


部屋も広くて大満足。まだ外が暑かったので、さっそく子どもたちと一緒に水着に着替えて外のプールへと繰り出した。
屋外プールの水はぬるくて、水中にいる分には心地よかった。でも外の風が当たるとちょっと寒くて、私とアレックスはちょっとだけ浴びて部屋に戻った。
ちなみに屋外プールは温泉水ではないそうだ。


今回の宿泊プラン、食事は朝・夜が含まれていた。
いずれも取り放題のバイキングシステム。これまたダンスホールみたいな広くて素敵な食事会場で、ほとんど満席の中、賑やかにディナーである。
料理はなかなか美味しかった。種類も多かったしね。高級感が漂う内容で満足満足!