オペラ座の怪人、ふたたび


ブラジルに来て間もない頃、まだ妊婦だった頃に、ここサンパウロオペラ座の怪人のミュージカルを観た。
ブラジルで「オペラ座の怪人」


あれからもう1年半近く経っているのに、まだまだロングラン上演されているのよ、オペラ座。当時ですでに1年近くやっていたから、トータル2年半??そのくらいはやっているのかも。すごい人気だなぁ、オペラ座


一応、4月中旬が千秋楽らしい。それを知ってか知らずにか、ダンナが3月最終日のチケットを買ってきたのだった。
オペラ座は何度観ても飽きない、私の一番好きなミュージカル。だから今回の突然の鑑賞も喜んで着いて行きましたよ!


土曜の夜、午後5時開演。今日もほとんど満席。
今回は奮発して前から6列目くらいの席を買っていた。レーシックでよく見えるようになった裸眼効果もあり、オペラグラスなど全く必要なく、キャストの演技・表情がよぉぉーーーく見えた。これは感動。


ストーリーも音楽もすっかり頭にインプットされているから、前回とどのシーンが違うか、オリジナルとどこが違うかがすぐにわかった。
今回はかなり独自のアレンジが入っていて、とても面白かった。セリフにところどころユーモアが交えられていたり。歌い方がオリジナルとちょっと違うテンポのところがあったり。映画では長く演じられていた後半のお墓のシーンが、今回はしっかり盛り込まれていた。
オリジナルって、お墓のシーンってあったかなぁ?なかった気がするんだけどなぁ。


ポル語のセリフも、1年半前よりはずっとよく聞き取れるようになっていて、その点でも楽しめた。inside my mind はdentro de minになるのね〜、とかね。


登場人物の名前も、密かにポル語発音になっていて若干妙だった(笑)
クリスティーヌはクリスチンだし。
ラウルはハウだし(!)。
今回のクリスティーヌは「最高!!」と言える感じではなかったけど、怪人は素敵だった。ラウルも、ブラジル人らしい熱っぽさが現れていて良かった。
(でもやっぱりラウルは幹二様がいいのだ〜〜〜→わかる人にはわかるよね?)


最後のシーンではやはり涙してしまった。
わかっていても自然と出てしまう涙。不思議よね。


これで7回目となるオペラ座の怪人(映画含む)だけど、今後しばらくは見られないだろうな。日本では大阪でやっているのね?
なお、ここテアトロ・アブリルでは、オペラ座に続くブロードウェイミュージカルとして、なんと「ミス・サイゴン」が上演されるという噂!
これまた日本の帝劇に通って3回も見た作品ですよ!すっごく楽しみ。
ヒロインはアジア系の女性が演じるのだろうか… そのあたりも楽しみ。