観客としての感想…アルキバンカーダより


去年は踊り子と同じ目線で、地上席しかもテーブル付き、おひとりさま約400ヘアイス(2万3000円)のメーザ・ジ・ピスタで見た私たち。
今年は出ることをメインに考えたから、席は安いアルキバンカーダ、つまり上のほうのベンチ席を購入した。アルキバンカーダも場所によって値段が違っているけど、私たちは、一応一番高いエリア「B」を選択。
それでもひとり80ヘアイス、約4500円であった。去年の約4分の1である。
で、見え方はどうかと言うと…。これが以外に良かったんですよ。


上から見下ろす形なので、地上の踊り子をアップで見たり、踊り子と目で合図しあったりということは出来ないけど、その代わり、巨大な山車の様子がよく見える。
去年が踊り子目線なら、今年は山車目線という感じだ。
これはなかなかのメリットかも。


少なくとも、去年の4分の1レベルの見え方という感じではなかった。コストパフォーマンスを考えると、こっちで十分かも、と思う。
だけど家族や友達が出るから間近で写真撮影したいわ〜、という場合はやっぱりここだとちょっと遠いかなぁ。


私のファインピクスF10、光学3倍ズームだとこの程度の大きさにしかなりませぬ。


だけど、ダンナのパナソニックのコンパクト機10倍ズームだと、ソロのお姉さんがこのくらいまで写ります。なかなかいけてるでしょ?


そして、踊っている最中、他の参加者の踊らなさすぎの態度にいささかカリカリした私たちだけど、観客としてみて見ると、なぁんだ、ほかのチームも案外みんな踊ってないじゃん。
三者的に見ると、適当に踊り、羽がゆらゆら揺れているだけでも、なんとなくちゃんと踊っているように見えるもんだね。
後日、テレビで見ても、それなりに踊っているふうに見えたから不思議。そうか、そんなものなのか。
カリカリした私たちが悪かったのね。失礼しました。


だけど来年は、もしまた出られるなら、今度はリオで出ようと心に決めた。
リオのほうがやっぱり断然すごそうだ。観客の数が。山車の規模が。踊り子のレベルが(これはわかんないけど)。
早めに計画を立て、リオのライトを浴びられるよう… 
リオのほうが、一見さんの観光客でもパレードに出やすいらしいからね。日本のみなさーん、来年、一緒にいかがですか?
普通の人の、特別な一日。日本人の私たちだって、立派に経験できますから。
踊る阿呆に見る阿呆。カルナヴァルでもやっぱり、踊る阿呆のほうが絶対楽しいし、得る物も大きいです。
あぁ、来年が待ち遠しいなぁ。