日本の食器用洗剤は優秀だ


相次いで日本から遊びに来てくれた義母と実母が、それぞれ、日本製の台所用食器洗い洗剤を持って来てくれた。
これがですね、もう、すんばらしいんですよ。
汚れ落ちバツグン! 少量なのに泡立ちばっちり! 油汚れも怖くないぞ!
…と、メーカーのうたい文句そのままって感じですが。
本当にねえ、ブラジル製と比べるとずいぶん品質が違うものなんですね。


今まで日本では、過去5年間ほど食器洗い機を使っていたから、いわゆるスーパーで売っている食器用洗剤はほとんど出番がなかった。
そういえば生協の自然派洗剤なんかを使っていたから、花王だライオンだといった大手のものはしばらく使ってなかったなぁ。
だからこそ、超ひさしぶりに使ってみたからこそ、大げさに感じているのかも知れないけど、いやいやさすが日本製ですよ。


ライオンのチャーミーリブという製品は、海洋性コラーゲン配合で手に優しい…というのが売りのようで。確かに泡がしっとり優しい感じがする。
花王のファミリーは「キュキュット」がサブタイトル。若竹をイメージしたデザインもイマドキですなぁ。一見、食器用洗剤に見えないけど(メイク落としみたいじゃない?)。こちらは確かに洗い上がりがきゅきゅっとする。よりパワフルに油分が落ちる感じだ。
いずれも、一度スポンジにつけたら、家族4人分の大量の食器が全部洗えるところがすごいよ。


ブラジル製で使っているのは、写真右の背が高いもの。Limpolという商品名で、赤いのがリンゴ、白がココナッツの香り。売り場に行くとかなりの色があり、とても華やかだ。もうひとつ、同じような背格好でIpeという製品もある。
使用感としては…泡立ちがいまひとつで、何度も継ぎ足さないときれいに洗えない。
汚れ落ち度も、日本製と比べるとずいぶん低いような。
だけどそれって、地球への優しさを考えるとどっちがどうなんだろうね?
いつまでも消えない泡って、問題なんだよね?
最近は日本の洗剤もそのへん気をつけて開発されているのかな?


ちなみにブラジル製のは1本約50円くらいと安い。だからどんどん使うし、6本入りお買い得パックみたいなのをみんな買っている。
これだけを使っていれば、別にそれはそれで悪くない、とは思う。
でも日本のと比べちゃうとね…。
ところで日本のチャーミーとかはいくらくらいだったっけ?すっかり忘れちゃったよ。


って、こんなこと、日本にいたら絶対ブログのネタにはならないな(笑)
まさか自分も、ブラジルで日本の洗剤を褒める状況になるとは思っても見なかった。
オリーブオイルなんかをよく使うブラジル料理にこそ、日本製の洗剤が必要だよなぁ。
今度誰かが遊びに来てくれるとき、おみやげにリクエストしたいものリストに入れておこう(笑)