④シーフード食べ放題!の超高級レストランと、H.Stern宝石店見学


ランチは、これまたガイドさんおすすめ・日本人客御用達のシーフード食べ放題レストランへ。
Marius(マリウス)というその店は、見るからに高級な前菜が並び…おお、こんなに生牡蠣が山盛りに!イキのいいシーフード類がどっさり!と、思わず感動してしまう。
そしてここは、まさにシュラスコの魚介類バージョン。
テーブルにいると、ボーイが次々にグリルしたてのエビとか貝とか魚を運んでくるのだ。自分の好きなものだけを皿に入れてもらえばOKである。

圧巻は巨大な伊勢海老!ポルトガル語ではラゴスタ。
これはお金払ったら一皿最低70ヘアイスくらいしますね?ってくらい、立派な肉厚の伊勢海老グリルがやってきた。さすがに甘味があってうまい!
でもこれよりもう少し小ぶりな、だけどまんまるっこいエビのグリルが一番美味しかったなぁ。

肉が主流のブラジルにあって、とっても貴重で美味しい店なんだけど、恐ろしかったのはお値段である。
な・ん・と。
お一人様、116ヘアイスーーー!!!
昨日のシュハスコの倍だよーーー。
日本円に換算すると…怖いのでやめときましょう。だって、ランチでこれだよ?!
美味しかったのでまた行きたいけど、きっともう自腹では行けないなぁ。


それから、H.Stern(日本語的にはエッチ・スターン、ポル語ではアガ・スターン)という、ブラジル最大の宝石チェーン店の本社へと案内された。
ここは初めてだ。
ガイドさんいわく、ほんの15分くらいで宝石が出来るまでの行程を無料で見学できるから〜ということだったんだけど、いえいえ。どのくらいここに我々は滞在したでしょう?


確かに宝石づくりの行程見学は15分くらいで、大変興味深かったんだけど(よく外国の博物館なんかにある、ヘッドホンで日本語案内が流れるやつを配布されたからわかりやすかったし)、その後が大変。
商談コーナーに案内され、飲み物を提供され、宝石を披露され…
いや、そりゃアタシも女ですもの、宝石は嫌いじゃないですわよ…。思わず手にとって見せてもらったりして。
レインボーカラーの、さまざまな宝石が並んだネックレス、素敵だったんだよなぁ。
だけど700ドルって、USドルだからえーと、8万弱ですか?
(こういう高級品に限って、価格がアメリカドル設定のことが多いのよ)
そんなんホイっと買えるほどマダムじゃありませーん。


ということで残念ながらお断りし、その場を去ったら、帰り道にかけて今度はブラジルのみやげ物を売るコーナーが!
ここを通らなきゃ出口にたどり着けないんだから仕方ない、そしてやっぱりいくつか衝動買いしちゃう私たち。
そんなこんなで、1時間以上はゆうに費やしてしまったのであります。
でも一度は経験してもいいかな、宝石めぐり。やっぱりキレイよね。うっとりします。
原石を削り、形をととのえ、台座に据える…という一連の作業を目の当たりにしたら、あぁなんという職人技!と感激すること間違いなし。
アクアマリンの色の違い…薄いものから濃いものまで、ずらりと並べられていたりするのも圧巻。
女性ばかりのツアーなら、ここでどれだけの時間、足止めされちゃうだろうか?