定期健診…右0.8、左0.9

手術後、毎週、主治医のもとに出向いて術後検査を受けている。ちょっと面倒だけど、こういうまめなアフターケアは安心できるので、いいねぇ。
2回目の手術、左目からすでに2週間以上が経過し、両目とも治療用コンタクトがはずれてから9日が経った。
日に日に見えやすさがアップしているような、そうでもないような…
まぁでも、日常生活に全く不自由しない裸眼になれたので、視力がいくらであろうが、別に構わないや、と思う今日このごろであった。
しかしやっぱり、数値としての視力も気になるといえば気になる。


で、今日の視力検査では、
右が0.8程度、左が0.9程度であった。
ん?左のほうがいいのかい?
術後、日数が経過するにつれ、だんだん視力が上がっていくんじゃなかったのかい?
左の方が1週間経過が遅いはずなんですけど。どういうことっ?
そしてまだ右目も1.0は出てないのかー。うーんうーん。そんなもんですかね?


先生によると、最終的に、今もなお4時間おきに点眼しているpred fortというステロイド目薬、これをやめたあとに完全な視力が出るんだそうだ。
ちなみにこの目薬、4時間おきをあと1週間、6時間おきをあと1週間…という具合に、1週ごとに2時間ずつ感覚を空け、最後には一日1回にまで減らして、ハイおしまい、ということになるらしい。
だからまだ1ヶ月以上は使い続けるわけだ。ふぅ。先が長いのぅ。


そしてなぜ左目の方が言いかというと、単純に、もともとの視力が左目の方が良かったから、らしい。
やはり、視力がいいほうが、術後の結果もよく出るものらしい。ふーん、納得。


毎週毎週の検査は、視力確認が目的ではなくて、傷の治り具合を診るのと、何より、眼圧の検査が大切なんだそうだ。
眼圧というのは、緑内障と密接に関わるもので、眼圧が高くなると緑内障になりやすいんだそうだ。
で、今使っている目薬は、ときに眼圧が高くなることがあるんだそうだ。
もし検査の結果、眼圧が高いことがわかれば、その時点で薬を処方して、眼圧を正常値に下げる必要があるんだそうだ。
めったにないことらしいんだけどね。


私は今回も眼圧は問題ナシ。良かった良かった。
手術をすると、今後も眼圧の数値の出方が、手術しない場合と若干違ってくるんだそう。だから今後、健康診断などで眼圧を測るとき、ちゃんと検査技師に手術をした旨を伝えておかないと、めんどくさいことになるんだそうだ。(無駄な精密検査とかをさせられちゃう??)
ちなみに、手術をしたら緑内障になりやすくなる、というわけではないそうだ。


先生も年末年始はゆっくりできるんですか〜?なんて、年の瀬らしいネタを主治医にふってみると。いや実は忙しいんですよ、この時期、日本から手術を受けに来る患者さんが結構いらっしゃるんでね〜、ですって。
で、でました〜〜〜。
ホントにいらっしゃるんですね、わざわざブラジルまでレーシック受けに来る方がっ!
先生によると、日本での手術は、激安のところだと両目で30万くらい、しっかりした名前のある医師のもとでやるとなると、片目が30万とかするんだそうだ。
ホントかいな?
で、ブラジルに来る人は、日本での手術代金で、ブラジル観光もしちゃってもトントン、というわけらしい。
アマゾンとかパンタナルなんかを回ってからサンパウロ入りして、手術受けて、数日ここで過ごして帰国するんだそう。2週間くらいで来る人が多いって。
へぇーーー。


あまりに「へぇーー」だったので、一体どういう方がいらっしゃるのか聞いてみた。
すると、25〜30歳くらいの若い男性が一人で来るんだって。
バックパッカーみたいな、ワイルドな感じで。リベルダージの安い宿に泊まったりして。
へぇーーー、だよね? ん?案外、予想通り?!


ちなみにこの先生は、日本の慶応大で研修していたこともあったそうで、日本でのアフターケアは慶大系の眼科医にお願いしているんだそうだ。
その慶大の先生はレーシックしないんですか?と素朴な質問をすると、もちろんやりますよ〜でもやっぱり片目40万くらいなんですって〜、とのこと。
有名な先生なのかなぁ?ずいぶん高いねぇ。
片目30万、40万を思えば、私の今回の手術代は安いものなのか…。
でもブラジル人相場よりは断然高いぞ…。
日系の先生、日本人相手に、いい商売されてます。はい。
まぁでも、私にとっては、日本語でどんな質問も聞いてもらえて答えてもらえて、確かな手術とアフターケアをしてもらえ、今のところ何にも嫌なことがないので、ちょっと高かったけど日本語代・安心代と思えばいいかなと。


もう傷はほとんど治っているので、目に水が入っても、運動してもOKですって。
良かった、顔を洗うときに、もう必要以上に気を使わなくてもいいんだぁ。
今後気をつけたいのは紫外線。特に海や山などのリゾートでは、帽子とサングラスを忘れないように!とのこと。