交渉の末に…!ディズニー鑑賞!!


またまた行ってしまいました、スーペルカーザスバイーア…。
先週日記に書いたけど、ディズニーショーの入場券がゲットできる分のレシートを持っているにもかかわらず、まだ入場券と引き換えてなかったのだ。
28日あたりに見に行けばいいか〜、なんてのんびり構えていたら、昨日会った友達が「ショーの券はもう28と29日しか残ってなかったよ」と教えてくれた。
土曜日の時点でその状態?
ってことは、すでに入場券はなくなってるかも???
と思い、早速今日、子ども二人を抱えて、地下鉄&無料シャトルバスを利用して、はるばる行って来たのだ。


今回はバスの移動が入るからベビーカーは邪魔だろうと、かなり久々にダコビー(超計量の簡易型抱っこ紐)でアレックスを連れて。

ダコビー デュラ ブラウン 01-050

ダコビー デュラ ブラウン 01-050

もうすぐ10キロになる彼、結構重かった… でもやっぱりベビーカーがないのはかなりラクね。こういう移動のときはダコビーに限るな。
地下鉄はチエテ駅まで行くんだけど、最寄り駅から15分程度だから近いものだわ。
改札口を出ると、おなじみのカーザスバイーアボーイの看板が「無料バスはこちら」と知らせてくれるので、初めて来たけど問題なかった。
バスで10分もかからずに会場に到着〜。


そしてまずベビーカーを借りて、まっすぐチケット引換所に向かった。すると…
ううう。やっぱりすでにチケット品切れだって。カウンターは無人、周りも無人であったよ。
残念すぎ…。

これであきらめるのも悔しいので、ステージ裏口あたりにいたスタッフに聞いてみた。もうチケットはないのか?たくさん買い物してるから、権利はあるんだけど!って。
そしたら、残念だけどもうチケットはないのだよ、と。
だけど、もしかしたら、プロドゥトーリス(?)が何枚か確保してる可能性があるから、彼に聞いてみてごらん? だと。
プロドゥトーリスって誰?どこにいるの?と聞いたら、会場内のどこかにいるはずで、白いTシャツにプロドゥトーリスって書いてある、と。
白いTシャツって…たくさんいるんですけど?しかもこの広い会場の中、どうやって探せと?
もうほとんどあきらめ顔で、仕方なくそこを去った。


これで帰るのもくやしいので、何か無料のサービスを…と思い、子ども向けフェイスペイントの列に並んでみた。
列は二つあって、買い物レシートを持っている人と持ってない人の列。もってない人の列はかなり長かったので、短いほうに並んだ。
けど、特にレシート提示は求められなかったよ?アバウトだなぁ。
10人待ちくらいで入れて、コイは、希望通り、オーミンアラーニャ(スパイダーマン)の顔にしてもらった…
よ、よりによって真っ赤かい…。
しかし本人は大喜び、ポーズを決めて写真におさまった。


この後、すれ違う人みんながコイの顔を珍しそうに眺め、微笑み、時には指差し、時には「ヴォセ エ オーミンアラーニャ!」と声をかけ…ちょっとしたスター気分。
あまりに何度もそう言われ、自分の顔がオーミンアラーニャだという自覚が薄れてくると、コイってば、「もうーみんなでオーミンアラーニャって言う〜もうヤダ〜」とこぼしておりました。
スターにはまだまだなれそうにないな(笑)


会場でソフトクリームを食べたりしているうちに、ショー開始15分前になった。
ここで最後の作戦。
入場ゲート近くで、キャンセル待ちをするのだ。
だけど結構難しいかな、と思ってはいた。最初に聞いたとき、キャンセルはなかなか出ない、今日の今日はねぇ、なんて言われたから。


そして、やっぱり厳しかった。
ヘッドマイクでスタッフと連絡を取り合っているチーフっぽいお姉さんは、「それは無理よ、もうチケットは出払ったんだからね、もう30日までずっと満席だから」と冷たく一蹴…
どうにかならないかしら…と訴えてみても、ダメ。
よし、そうなったら今度はおじさん相手に泣き落としだ!
別のスタッフである、ちょっと恰幅のいい貫禄ある風貌のおじさんに、レシートをちらつかせながら、「来年も同じショーがあるかしら…」と涙目で(ウソ)尋ねてみた。
片手にベビーカー、片手にコイの手、というスタイルで。
すると。


なんと、彼は「二人だけだね?」と言って、私に2枚のチケットを握らせ、早く入場口に向かいなさい、とうながした。
えええ?と私が目を丸くすると、彼はウインクした…。
はぁ〜。そんなこともあるのねぇ。
持っていたレシートは特にチェックされず。えええ、そんなことでいいんですか?そんなアバウトでいいんですか?
…さすがブラジル。交渉次第でなんとかなっちゃう国の真髄を見た…。
私の顔があまりに悲壮感漂っていたのかなぁ?
いずれにせよ、思いがけず、今日のショーを見られることになったのだ。なんてラッキーなのっ!
(そういえばそのおじさん、背中にプロドゥトーリスとやらの文字が入った白いTシャツ、着ていたなぁ)

開始3分後に会場に入ったら、すでに暗転していて、賑やかに歌と踊りが始まっていた。
上のほうの席に案内された。ステージからはずいぶん遠いけど、ふふふ、手術のおかげで目はよく見える。
それに、遠くの席のために、テレビモニターも用意されていた。こんなふうに。
(画面は、美女と野獣ね)


アレックスはちょうどひざの上で眠っていたので、コイと二人でしっかり鑑賞させてもらったよ。


ショーは、ディズニー映画の歌と踊りのシーンを実写版にしたミュージカルという感じ。美女と野獣リロ&スティッチノートルダムの鐘、ポカホンタストイストーリー、リトルマーメイド…などなど、割と近年のものを中心に。
私が知らないものも結構あったよ。
キャラクターたち(つまりはヌイグルミ)が賑やかに踊るというより、実写のヒーロー、ヒロインが歌い、踊るというテイストだったので、結構大人向きと言えるかも。
ダンスと歌はなかなか本格的で、先日のパワーレンジャーよりレベルは高かった(笑)
実演のわきに大きなスクリーンがあって、そこでアニメ映画の該当部分を流しながら演じていた。
歌がポル語なのが新鮮だったなぁ。メウ コラサォン〜(私のココロ〜)とか、フェリシダ〜ジ〜(幸せ〜)とか、そういう言葉がポル語なんだもんなぁ〜。


コイが知っているキャラクターが登場すると、彼は得意げに「あ、これ知ってる!」「DVDもってる!」「幼稚園でいつも歌ってる!」と反応。
そっか、5歳近くなると、ディズニーのショーをこんなに楽しめるものなのねぇ。
思うに、今までTDLに連れて行っても、あまり実感として楽しめてなかったんだろうねぇ、まだ。こういう感動は、このくらいの年代でようやく生まれるものなんだろうね。
ともあれ、頑張って連れて来た甲斐がありました。私も楽しかったし!


そういえば全然ミッキーやミニー、プルートが出てこないよ…と思っていたら、最後の最後に登場した。
チップとデールもいたし、ドナルドもいたけど、プーさんはいなかったなぁ。ブラジルでは人気がないんだろうか?
やっぱりこういうオールスター勢ぞろいな舞台こそ、ディズニーだねぇ。
もっとミッキーが踊る姿を見たかったけど、ほんとに最後の10分くらい?で終わっちゃった。


そんなわけで、ラッキーにも、夢と魔法のディズニーワールドをブラジルで堪能することが出来ました。良かった良かった、今日が無駄足にならなくて。
ということで、もし来年ディズニーショーを見たい方は、遅くともクリスマス前までに入場券をゲットすることですな。
クリスマスを過ぎた今日は、商品の販売価格がバーゲン価格になっていたので、お買い物にはいいけれど(ディズニーショップも一部値下げされていたよ)、ショーを狙うなら早めに行ったほうがいいみたいです。


帰り際に見かけた可愛い携帯電話…。これって子供をターゲットにしてるのかなぁ?
でも799ヘアイスって、約4万円なんですけど。

そして富士フイルムのコーナーで見つけた、わたしの愛機、ファインピクスF10。
まだまだ現役で、ショーウインドーの目立つ位置に並べられていてうれしくなっちゃった。お値段は1499ヘアイス、約7万5千円。
やっぱり高いですなぁ。