イグアス最終日の過ごし方(イグアスその⑤)


2泊3日の最終日、飛行機は午後4時半なので、割とゆっくりと最後のイグアス観光を満喫することが出来た。


朝はゆっくり起きて、のんびりと滝を見ながらテラス席で朝食…。さすが高級ホテル、朝食も充実のラインナップだ。
だって普通、朝からバナナのフライとかチキンナゲットとかは出てこないよ?
レタスやトマトなどの野菜類もあった。普通、ブラジルのホテルの朝食ではほとんどお目にかかれないものだ…。
昨日は朝早い出発だったから朝食も慌しかったけど、今日は好きなだけゆっくりとレストランで過ごせるね。

朝食後はみんなで朝の滝を見学に。日の当たり具合が午後とはまた一味違っていて、朝もまた格別なり。
ホテルの目の前に園内移動用の2階建てバスの停留所がある。そこから、滝近くのエレベータ乗り場まで1キロほどの道のりをバスで移動した。
このバスは無料、15分おきに走っているんだって。
そして今日はラクして滝見学… エレベータ乗り場からまず滝を見下ろし、今度はエレベータで降りて滝の近くで見学。
ほとんど歩かなくてOKのコースだ。
朝の滝はいちだんとキラキラと輝き、すがすがしかったなぁ。

1時間ほど朝の滝見学をし、ホテルに戻って荷物をまとめチェックアウト。
ロビーに迎えに来ていたガイドさんと合流し、車でランチのレストランへと向かった。
ランチは、さきほどの滝エレベータの近く、川べりに立つ雰囲気のいいレストランだった。
例によって、ここもブラジル式取り放題ランチだったけど、料理のグレードが高くて美味しかった。
なお、今回の旅では、ガイドさんが食事の場所をほとんど決めていたため、連れて行かれるがまま…というソトメシ派の私にしては珍しいことであった。
だけどそれぞれに美味しかったし毛色が違っていたので、満足だったよ。

空港でガイドさんとお別れし、飛行機のチェックインをし、やれやれ…と帰途に着いた。
そして、またやってくれましたよ、TAM航空。以前、家族を見事にバラバラに座らせてくれたTAM、また今回もバラバラな席に配置されましたよ。
もちろん窓口でリクエストはするのよ、激しく何度も。子連れだし、メンバーみんなポル語しゃべれないんだから、極力座席を近づけてくれ…と。
だけどもういっぱいだからうまく取れないと言う。
で、結局、1列目と5列目と10列目…なんて、見事にバラバラに取るんだよ〜(涙)
GOLやアルゼンチン航空ではこんなこと一度もなかったのに。なんでいつもTAMはこうなんだ???


最終的に、機内で隣のおじさんに交渉したりして、コイと私と母とアレックスは並んで座ることが出来たけどさ。
ほんと、よくわかんないよTAMは…。


そんなことがあった以外は、帰りはスムーズ。なんたって直行便だったからね、乗ってしまえば2時間弱でコンゴーニャスに到着!
イグアス行きの飛行機も、いろいろとバリエーションがあるから、各社を比較して一番都合の良さそうな(そしてリーズナブルな)ものを選ぶといいと思う。
我が家に着いたのが午後6時ごろだったから、何かとちょうど良かったし。
そんなわけで、子連れイグアス大名旅行はおおむね大成功に終わったのでありました。


いやほんと、イグアスは一度は見るべきです。時間がなければ1泊2日でも大丈夫だから、ぜひ予定に入れて欲しい。
ナイアガラの滝は行ったけど、しかももう15年くらい前のことだから記憶は定かではないけど、やっぱりイグアスの迫力には全然叶わないと思う。
なんたって霧の乙女号だよ、ナイアガラの観光船は!なんてきゃしゃでおしとやかなの!
こっちは乙女どころか…悪魔ですからね(笑)
7月ごろ、空前の水不足に泣かされたイグアスだけど、今ではほとんど通常時の水量に戻っているそう。見応えは十分。
また違う季節に訪れたい。リピートしたいと思える、素晴らしい観光地だと太鼓判を押します、私。


写真オマケ:イグアス空港で若者グループに取り囲まれ、なぜか写真を撮られているコイ。