ラテン風味いっぱいの、シュラスコショー(イグアスその④)

この日の夜は、ホテルを7時半に出発して、Rafain というシュラスコレストランに行った。
ここは、なんと1200人も収容するという巨大なレストランで、一番の売りは中南米各国の郷土芸能を一度に楽しめるショーだ。
食事は食べ放題スタイルで、メインはシュラスコ。だけど各テーブルに肉が届けられるシステムではなく、自ら肉テーブルに皿を持って取りに行くスタイルだ。
私たちが入店したときにはまだお客さんも少なくて、余裕で料理も選べたけど、8時半を過ぎる頃になるともう大混雑!
これだけ広い店内がみるみるうちに埋まり、ほぼ8割がた満席になったんじゃないかな。
料理を取るエリアも、肉テーブルも長蛇の列。すごいすごい…。
イグアス観光に来る人は、一度はここでディナーをするよう組まれているんだろうな。

ちなみに料理はなかなか美味しい。お寿司やデザートもあるし、サラダの種類も豊富。
とにかくショーが始まるまでにお腹を満たし、あとはステージに集中しようと思った。


そして午後9時、いよいよショーが始まった。ギターでボサノバを歌うお兄さんに始まり、メキシコのバンド、ペルー風?コンドルは飛んで行く…のアトラクションとか、アルゼンチンのタンゴとか、パラグアイのアルパ(竪琴みたいなもの)とか、中南米をひととおり紹介…という感じ。


そして後半、ようやくブラジルが登場。
カポエイラの演技はやっぱり見応えがあるね。会場でも大人気。
お決まりのサンバは、セクシーなビキニダンサーが数名出てきて、クネクネと踊りを披露。でもちょっと物足りなかったかな、もっと大勢のお姉さんが踊るものと思っていたから…って、ここはリオじゃないんだから!

途中、リオのサンバショーと同じように、司会者が会場に向かって、「はい、ドイツから来た方〜、中国の方〜、アルゼンチンの方〜」との呼びかけタイムが始まった。
やっぱりリオと同じように、ここも世界の観光地だな…。実にさまざまな国が登場したよ。
かれこれ2時間ほどのショーだっただろうか、終わった頃にはすっかり眠気が襲い(だって朝早かったもん)、ホテルに帰ったらすぐにベッドに入った。
なお、子ども達はショーの間じゅう、ぐっすり眠っていた。そりゃそうよね、子どもだって眠いよね。
おかげさまで大人たちは落ち着いてショーを堪能することが出来たのだった。