おしゃれな山のリゾート、カラファテの街(パタゴニアその③)

氷河一日観光を終えてホテルに戻ったのが5時過ぎ。でもまだまだ明るい、南の果ての街、カラファテである。
そしてディナータイムが8時から…という、めちゃめちゃ宵っ張りの国、アルゼンチン。
晩ご飯までの2時間、とりあえず街に出てみようか、ということにした。


ホテルから街までは車で10分くらい、15分おきに無料シャトルバスが出ているので便利便利。

カラファテの街はこぢんまりとしているけれど、背の高いポプラがすらーっと伸びていて、全体的に小奇麗な山のリゾートタウンという雰囲気だ。
メインストリートにはこじゃれたショップが立ち並び、土産の定番・Tシャツ類からアクセサリー、革製品などの小物類まで、ウインドウショッピングだけでも楽しめる。
注目すべきは、ティンバーランドパタゴニアといった、山岳系スポーツブランドが充実していることだろうか。
ブラジルではほとんど見ることができない、フリース類のウエアや太い毛糸で編んだニットジャケットなんかがズラリと並んでいる。
ほ、ほしい… けど、これから真夏に向かうブラジルでは絶対必要ないもんねー。


レストランもぼちぼち並んでいて、高級そうなところから庶民的なところまでいろいろある。
両親は、いわゆる典型的なちょっと変わった外国料理をあまり好まないため、こんなアルゼンチンンの果てに来ても「魚が食べたい、お米が食べたい」と言う…。
でもさすがに日本食の店はないよ。ブラジルなら、地方の小さな町にも1軒くらいは日本料理を出す店がありそうなもんだけどね、ここはアルゼンチン。
そこで、ガラス越しにパエリヤ?リゾット? とりあえず米料理を食べている人が見えたレストランに入ることにした。
ここがなかなか当たりの店で、お値段リーズナブルなのに結構おいしい料理だった。
マスのグリルや野菜のスープがおいしかったなぁ。やっぱり汁ものが恋しくなる日本人…。


ディナーを終えた9時半ごろ、ようやく夜が始まるといった感じ。毎日こういう環境で過ごしてたら、間違いなく寝不足になりそうだ。
夜の散歩道もライトアップされて心地良い。
観光地として、ちゃんと計算されて作られた新しい街、なんだな。