駐在妻に人気のアウラあれこれ


駐在妻の主な日中の過ごし方に、アウラに通う、というのがある。
アウラとはいわゆる習い事のこと。ここサンパウロには、自宅から徒歩圏内にいくつもの習い事教室があり、自分の好みに合わせていろいろと試してみることが出来る。
日本ならば、「仕事もしてないし暇だからバイトでもしようかな」ということになりそうな私の性分だけど、ビザの関係で、駐在妻はブラジルで仕事をしてはいけないことになっているのだ。
そうなると、日中、何か習い事でもしてないとねぇ、何にもしないでブラジル生活が終わっちゃうよ…ということになるのだ。
日本でフルタイム勤務していた頃は、専業主婦が習い事なんて優雅ねぇ…と思っていたけれど、今は自分がそうなっちゃっているよ。信じられない!
人生、何がどう変わるかわからないものです。はい。
そんなわけで今回は、サンパウロの習い事事情を。


まず誰もが一度はやるのが、ポル語のアウラ。家庭教師をつけたり、教室に習いに行ったり、個人レッスンだったりグループレッスンだったり方法はさまざま。
1年くらいで辞める人もいれば、滞在中ずっと続ける人もいる。私は語学が好きなので、これはたぶんずっと続けると思う。
英語のアウラをしている人もときどきいる。ブラジル人と一緒に学ぶ英語、それもまたおもしろそうよね。


スポーツ系なら、日本と同じようなスポーツジムがあり、そこではスイミングやマシン、ヨガやピラティスのプログラムもある。
バレエや新体操、そして私がやっているサンバや、社交ダンスのレッスンもあるし、最近知ったんだけどタンゴやサルサなどもあるみたい。ダンス関係は充実しているよね、さすがラテンの国。
元宝塚トップスターの先生が指導するダンスレッスンもある。これも興味あるなあ。
その他、ゴルフやテニスのグループに入り汗を流す人もいる。


そして文化系。音楽ならギター、歌、フルート、打楽器、もちろんピアノもある。
アート系には、イタリア金箔工芸とか、油彩、モザイク工芸にカリグラフィー、ビーズ、編み物などなど、これまたバラエティ豊か!
好奇心旺盛な私、できれば全部やってみたーい!と思ってしまう。


さてそんなアート系のひとつに、ピントゥーラというのがある。最近私はそれを始めたのだが、なかなか気に入ってしまった。
長くなったので次の項目で詳しく書きましょう。