ジャルジン・ボタニコ(植物園)でのんびり(リオその⑥)


リオには大きな植物園がある。ポルトガル語で、ジャルジン・ボタニコ。
アマゾンから持ち帰ったという珍しい南国植物などが豊富で、散歩にもぴったりのスポットだという。
今回、子連れの私たちにはぴったりだわ、ということで、行ってみることにした。
広大な敷地は、入り口がちょっとわかりにくくて、ブラジル人運転手さんも迷ってしまうほど。
しかし入ってみれば園内はそれほど難しくはなく、思いつくままにふらりふらりと歩き、珍しい植物が生い茂る様子を楽しんだ。


見事だったのは、すーっと天に向かって高く伸びるヤシの木の林。帝王ヤシ、という種類のようで、少し赤みを帯びた幹がなんとも美しく、堂々と空に伸びる様子はまさに帝王って感じ?!


日本庭園というものもあり、太鼓橋や東屋、ししおどしなどがあしらわれ、竜のひげやツツジなどが植えられていた。

なんとなく、鬼太郎の目玉おやじに見えてしまう薄いピンクの花が、巨木からぽとりぽとりと落ちていた。
何の花だろう???

しばし散策を続けていると、あ、あそこにキリスト様が見えるではないか!
白い霧の中にときどき見え隠れする、小さいキリスト様… あぁ、今日もお姿を見せてくれたのですね。
それにしても、近くに行けばあんなに巨大なのに、ここからみたら豆粒みたいだなぁ。
それだけ高い場所にあるってことね。


植物園の中には、高い木々の上で遊ぶサルたちもいた。もうここに住み着いているんだろうな。
みどりいっぱいの中、すごくいい空気を吸って、リフレッシュしたひとときでありました。